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脳内ゲームオブザイヤー アーカイブ '05

第22回脳内ゲームオブザイヤー アーカイブ。
2005年にプレイしたゲームの中で一番よかったものを決めていきたい。

XBOX360とゲームボーイミクロが登場した年

PS2・キューブ・XBOXの次の世代のハードが出始めた。
XBOX360が2005年末に登場。年末発売だったので今年のノミネート作品には入ってこなかったけど、筆者は360本体を発売日に購入している。

もう一つの新ハードはゲームボーイミクロ。いわゆる超小型のGBAだ。
DSでもGBAのソフトが遊べたのに、なぜわざわざGBAだけしか遊べない小型ハードを出したのか?
2005年はファミコンでスーパーマリオが発売してから20周年のメモリアルイヤーで、ファミコンミニでもスーパーマリオが発売したので、小型筐体でそれを遊べるマシンの需要があったのだと思う。

ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ。
「小さいファミコン本体」のアレじゃなくて
GBAのソフトのほうです

ミクロはシャツの胸ポッケに入るくらい小さくて、筆者は割と好きだった。けど注意点として、旧・白黒GBとGBカラーのゲームは動かせない(刺せなくなってる)ので気を付けたい。

ゲームソフトではDSは「おいでよどうぶつの森」や「脳トレ」。PS2「グランツーリスモ4」「鉄拳5」「テイルズ・オブ・レジェンディア」「同・ジ・アビス」。ゲームキューブで「バイオハザード4」と粒揃いだった。
ゲーセンでは初代「アイドルマスター」が稼働開始。一番最初のアイマスはゲーセン版だったんだよね。
キッズ向けの筐体で「ムシキング」が2003年くらいに開始し、依然として人気を保っており、続編の「恐竜キング」が稼働開始した。
ちなみにGBA版のムシキングが出たのは2005年だった。

ゲーム以外だと、ドラえもんの声が変わった。もう16年もたつのか…!
あと小泉首相による郵政民営化や、ライブドアのホリエモンが日本放送を買い取るとか、買い取らないとかの騒ぎがあった。
スイーツとか、クールビズって単語が流行。お笑いだとオリエンタルラジオの武勇伝とかがこの頃だったはず。
流行ってた音楽はもう分かんねえな。iTunes Music Storeが日本でもサービス開始したのはこの頃だそうだ。当初はiPod向けのサービスという感じだったのかな。

2005年 ノミネート作品

  • おいでよ どうぶつの森(DS)
    DS版のぶつ森。とび森と混同しやすいけど、1個前の作品。
    携帯ゲーム機初のぶつ森。WI-FIを用いて遠くのユーザーとオンラインで遊べるようになったのは本作が初。

  • Nintendogs(DS)
    DSで犬を育てることのできる、育成ゲーム?
    いうほど育成はしないので、お世話ゲームとか、コミュニケーションゲームと呼ぶべきだろうか。
    筆者は本作ですれ違い通信を初めて体験した。

  • 鉄拳5(PS2)
    ゲーセンで2004年より稼働していた鉄拳の(当時)最新作の移植。
    鉄拳は4が(ステージ内の高低差や壁や、昔からのキャラが減ったことなどが)あまり評価されず人気がちょっと落ちてしまったのだが、5で再び人気を取り戻す。
    相変わらずゲーセン版に肉薄するクオリティで、読み込み時間も気にならず、家庭用ならではの長く遊べる追加要素やカスタマイズが追加されたほか、ゲーセン版の鉄拳1,2,3とスターブレードがおまけに収録されている。コスパめっちゃいい1本。

  • 虫姫さま(PS2)
    昨年ノミネートしたエスプガルーダに続き、ケイブ制作の弾幕シューティングゲーム。敵の弾幕が少ない(けど弾速が速い)モードと、弾幕が厚い(けど弾速ゆっくり)のモードを選ぶことができた。どっちもムズかったけど…
    PS2で練習して、ゲーセンでもどこまで進めるか腕試しをしたっけ。

受賞作品

第22回脳内ゲームオブザイヤーは…

Nintendogs(DS)」です!

「おい森」も「鉄拳」も「虫姫」も全部かなり遊んだので迷ったけど。
筆者はずっと、大人になって給与を得るようになったら犬を飼いたい。と思っていた。
けど一人暮らしでアパートだし、残業で帰宅が遅い(0時とかになる)から飼えない。
でも飼ってみたい。
この欲求を満たしてくれた1本だ。

3DSでも続編が出ていたし、あまり説明は要らないだろう。
画面の中で子犬を飼うことができるゲームだ。
初代DSなので、今見るとポリゴンはちょっと荒く見えるかもしれないが、動きめっちゃ可愛いよ。
動いてるところを見ると「おおっ!」となると思う。PS版のFF7と同じだ。
ちなみに本作、2005年の文化庁メディア芸術祭・優秀賞を獲得している。

ゲームなのか?といわれると、正直ちょっぴり微妙なところはある。
育成にゴールはなく、どうしたって犬は死ぬことはない。
「やり込み要素のあるツール」みたいな感じだった。
だがそのさじ加減が、仕事の合間にやるのに適していた。

結構長いこと遊んでいたが、多頭飼いができるようになって、散歩が面倒になっていき、そのうち他のゲームに差し替えられて終了した。けど1年くらいやってたな。もしこの頃に「ダウンロード版」があったならばもう少し長く遊んだかもしれない。
かわいいし、癒しもあった。タッチペンで撫でてると結構安らぐ。

3DSで出た続編も買ったが、その後、筆者は個人的に、本物の犬を飼うことになり、Nintendogsは役目を終えることとなった。
本物を飼っている人には無用なソフトかも。と思う。

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