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脳内ゲームオブザイヤー アーカイブ 1997年

1997年。第14回・脳内ゲーム・オブ・ザ・イヤー。
※脳内ゲームオブザイヤーって何?という方はこちらを。

1997年はFF7やみんゴル、グランツーリスモ、FFT、電車でGO、トバル2、テイルズオブデスティニー、サガフロンティアなど、今もシリーズが続く有名タイトルが多くリリースした。スーパーファミコンもドラクエ3のリメイクやスーパードンキーコング3などでまだ息してた頃だ(ドラクエ3は96年発売だったかも)

ゲーム以外だとサッカーの全日本がワールドカップに初出場し、流行語は「失楽園」。ダウンタウンのごっつええ感じが終了。X Japanが解散。酒鬼薔薇事件。セガとバンダイが合併するかもとか、しないかもとか話してたのもこの頃だ。

1997年 ノミネート作品

・鉄拳2(プレイステーション)
今は7作目までリリースしている有名な格闘ゲーム。
この頃自分で買ってなくて、ソフトとゲーメストムックを貸してもらって遊んでた。友人とよく対戦した。
ボコスカ殴れて気持ちよいゲームだけど防御は難しく、敵の出方をうかがう時は緊張する。緊張しすぎてBGMが頭に入ってこない。

・ファイナルファンタジー7(プレイステーション)
めちゃくちゃ有名なので説明は要らないかも?
国民的RPGといっていいシリーズの7作目。6作目までは任天堂のハードでリリースしていたが、7はプレイステーション独占という形で発売。
この世代のゲーム機戦争を決着させた(要因のうちの一つ)といえる大作。

・アーマード・コア(プレイステーション)
新進気鋭のメーカー(だったよねこのころは)のフロム・ソフトウェアから発売されたロボットアクションゲーム。
頭や体や腕、武器、エンジンなどロボはパーツ単位でばらせるようになっており、自分の乗るロボットを自作でき、オリジナリティあふれる機体でゲームできるのが最高に楽しかった。

・ストリートファイターEX Plus α(プレイステーション)
ポリゴン化したスト2。ゲームセンターでも出ていた作品だが、モードやキャラクターが大幅に追加されてプレイステーションでも登場した。
バーチャファイターや鉄拳と異なり、3Dポリゴンを使ってはいるけれど、奥行きという概念がない…つまり、操作感覚はスト2と似てるような感じのゲームだった。見た目ほど操作は難しくない。
スーパーコンボからスーパーコンボに連続技が繋がる仕様で、真空波動拳→真空竜巻旋風脚、みたいなやべえ連続攻撃が可能だった。それ用の練習モードも充実していた。
慣れるとかなり気持ちいいんだけど、プレステの標準コントローラーだと左手の親指の皮がむけて水膨れになる。これが唯一の欠点だった。

・タクティクス・オウガ(スーパーファミコン)
スーパーファミコンでリリースしたシミュレーションRPG。発売は1995年。筆者はプレイしたタイミングがちょっと遅めだった。
民族紛争がテーマで、仲間に裏切られたり裏切ったり、何が正義で何が悪なのか…ということを考えさせられる内容だった。
難易度が高く、死んだ仲間が生き返らないのと、ステージとステージの間でしかセーブできないので(仲間が死んだ時)リセットボタンもたくさん押した。今またこれやる気力は無いなぁ。

受賞作品

第14回の脳内GOTYに輝いたのは…

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ファイナルファンタジー7(プレイステーション)」です!

私としたことが、王道のJRPGを選んでしまうとは。
ポケモンは毛色が違う特殊なRPGだったから置いとくとして、王道JRPGが脳内GOTYに輝くのは、92年の「天外魔境2」以来だ。
いや、もちろんJRPG嫌いってわけじゃないよ。でも私はRPGが得意ではなかった。(ウィザードリィ以外)
途中でだれちゃったり、ほかのゲームを遊びだすとコンティニューしなくなったり、久々にやったらどこまで進んだか忘れてたり。といったことが多くて。中学のころはもうちょっと根性あったんだけど…
「FF7」は、そんな私でさえも選んでしまうほどのパワーがあった作品だ。

プレイステーションとセガサターンとニンテンドウ64の勝負を決定づけたタイトル(のうちのひとつ)だと思う。

FF7が発売した時、ギリまだ高校卒業してなくて受験生だったのだけど、確か発売したのは1月とかで、筆者は進学先が決まったために遊ぶことができた。
弟が買って、やっていたのを遊ばせてもらったんだったかな。

FF6はドット絵最高峰のクオリティだったけど、7は3Dポリゴンだった。
割とカクカクだったので、初見の印象は「角ばっててカッコ悪い、マップのちびキャラ可愛くない。ローポリの人形怖い」だった。
けど動くところを見て、だんだん考えは改められていった。
ポリゴンのグラフィックは画面写真だけで良しあしを判断せず、アニメーション・モーションも見なければな。と思わされた作品だ。
召喚魔法の演出などは相当気合が入っていてカッコよかった。
時間制限のあるダンジョン(汽車が暴走して止めなきゃいけないところ)でバハムート零式を召喚して時間切れゲームオーバーになったことが懐かしいw

映像以外にも、マテリアを育てたり、ユフィを仲間にしたり、隠し要素もあって楽しめた。
エアリスについては、正直あんまり強くなかったしティファのほうが好きだったので(筆者は「たたかう」が強いキャラが好き)、彼女の結末を見てもそこまでアレではなかったけど。

バイクもスノボーも何回もは遊ばなかったし、何週もしたってわけじゃなくエンディングを弟のプレイで見てしまったのもあって、ラスダンでやめてしまったんだけど、ある意味エポックメイキングで、かつ楽しさにあふれた作品だったことは間違いない。

原作では主人公クラウドの人となりや彼の身に起きた出来事についてちょっとだけ情報が足りないというか、説明不足なところが少しあったと思う。
PS4と5で展開中のリメイク版は、そのあたりの描写が増えていて、クラウドの人間臭さが増していてイイ感じだなと思った。
2021年末時点で、リメイクは3部作であることが公表されており、まだ1本目しか発売していないので、あと2作出る。ということになる。

全部出るころ、私は何歳くらいだろうなぁ…。

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