私を繋ぎ止めるもの


「自分は1人ぼっちだ」と感じる
誰かと一緒にいるとき、誰かと電話をしている時は感じないけれど、物理的に1人になった瞬間に孤独が襲ってくる
その孤独は真っ暗闇で、私はその中で1人で誰にも気づかれず泣いている
誰かと一緒にいないとこの孤独がずっと続く、ずっと泣いている




消えたくて消えたくて耐えられない、このまま頑張り続けるのが耐えられないと、カウンセリング時間を過ぎても泣いている私に、カウンセラーさんは優しく、
「1人じゃないよ」と言葉をかけてくれた
いつもはドライに感じるカウンセラーが珍しく優しいと思えた

「誰かと一緒にいないと、一人ぼっちで暗闇の中で泣いている、だから一緒に居られない時間が怖い、バイバイしたくない」と泣く私に、彼氏は
「〇〇(私)が暗闇で泣いている時、手を動かしたらすぐに当たる距離に俺はいるよ。一緒に買った指輪もネックレスも心の繋がりだよ。プレゼントした鞄もそうだよ。」と言葉をかけてくれた

「ひとりじゃない」
そんなことを考えたことがなかった
人間は誰かの気持ちを全て理解することはできないし、自分の気持ちも誰かに全てわかってもらえるわけではない、自分1人で頑張るしかないんだ、そんな風にずっと考えていた
でも自分が大切に思っている人から「ひとりじゃない」ことを伝えてもらえたら、なんとなく救われた気がして

私が泣いて感情を伝えられるのは、カウンセラーと彼氏の2人の前だけであるから、この2人からのこの言葉はずっと心の中にある
彼との繋がりの指輪とネックレスは付けられる限りつけていて、鞄も事あるごとに持っていっていて、(笑)

真っ暗闇で1人ぼっちで泣いている私がいなくなったわけではないけれど、2人から受け取った言葉は大事に大事に、心のいつでも取り出せるところにしまっておきたい、すぐに思い出したいから

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