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私が何でこんなこと言えるのか考えてみた

ジェンダーの話とかフェミニズムの話とかすると「私も思うけどそんなこと言えないしましてSNSで発信とか絶対できないよ」と言われることがある。あと、「そもそも、その理不尽に慣れてるからそれに声をあげようと思ったことなかった」とも言われる。

じゃあなんで私はできるんだろう、なんか吹っ切れてるんだろうな。としか思ってなかったけど、今日参加したジェンダーテーマのzoomイベントに入って話聞いてて改めて考えてみたら、その理由がちょっとわかった気がした。

まあ一個、吹っ切れてる。笑
4月生まれだから幼稚園の頃からみんなより大人みたいなポジションだったし、小学校でもなぜか目を置かれていた。中高でも生徒会とかやっちゃったし、目立つ立場に置かれる(知らぬまに自らそうしてる)ことが多いから、人に見られることも、色々言われることにも慣れた。


高校で歩いてると名前叫ばれたりしてマスクしてた時期とかあったけど笑
これは私がマインドセットしたことで解決した。名前を叫んでくる人とかあることないこと言ってる人とか色々いたけど、彼らは私の顔も名前も何を言っているのか、何をしているのか、「表面的な部分」を理解してくれているけど、私はあなたの存在すら知らないの。と思ったら本当にどうでも良くなった。あら暇ね、以上。
流石に同時期に彼氏2人いた設定になってた時は勘弁してよと思ったけど。

可哀想なことに、色々言われたり思われたりすることに慣れちゃったから、割と何も気にせず自分の意見を外に出せる。高校時代に鍛えられたな、笑

「そういう人」になった。

次に、自分でも後悔するほど使命感に駆られると行動してる人間だから。
大学入ってそんなことないからもう記憶から無くなってたけど、高校とかでは先生が意味不明なこと言ってたら普通に反論してた。多分先生的には悪い生徒だったんだね笑
クラスの子達にももしかしたらまた言ってるよって思われてたかもしれないけど、テストの採点が理不尽だとか、学校側の対応が酷いとか、私が小論で受賞したときに受賞写真に文句言ってきたとか、そういう事があったら全部先生に直訴してた。

今考えると本当に怖いもの知らずで大暴れしてたんだなと思って恐ろしいし、そういうことした後はいつも結構後悔してた。けど自分だけじゃなくて周りも理不尽を押し付けられている時は特に我慢できなくて、気づいた時には直訴しに行ったり、おかしいですみたいな文面作ったりしてる。(学校不適合者だったんだな私笑)

でも実際校則変わったり職員会議で議論したこともあったし、まあ多分無駄じゃなかったんだと思う、まあいいや笑
そういえば今の在校生に私がやりたかったことをここで託すとしたら、保育園実習が女子にしかないのまじでやばいから暴れてくれ〜
私は家庭科主任との対話を諦めてしまったの、ごめんね。
教頭含め何人かの先生にやばいよまじでこのカリキュラムって言ったけど、多分これに関するドンは家庭科主任だから、誰か頑張ってくれ〜

話ずれたけど、一個目の理由とこの使命感に駆られた時の行動力が私のフェミニズム、ジェンダーに関して発信するハードルをぶち壊してくれてる。

最後に、中高別学に通っていて、中学時代はほぼクラスが私の世界だったから女子校気分だったのに、高校時代になって生徒会とか諸々積極的にやったことで高校全体が私の世界になったそのギャップで色々見えちゃった、って言うのは大きい。

これが今日のイベントで分かったこと。

「女子校出身の人たちはジェンダーとかフェミニズムに目覚めるのが早い」と登壇者が言っていて、なるほどと思った。

女子校には女子しかいないから、女子がリーダーになるし、スポーツでも女子が活躍するし、当たり前のように女子が伸び伸びと生きている。それが大学とか社会に出ると普通じゃないっていう事実を目の当たりにするんだよね。それで目覚める。逆に共学の人達は共学の世界で生きてるからコミュニティに適応していつの間にかバイアスを吸収して、それが普通だと思う。

私は別学出身だからどっちでもないのだけど、中学はあまり学校に関する活動をしていなかったから女子校気分だった。けど高校で色々男女でやることが増えたり、学校全体を考えることが増えたりして、そのギャップに気づいちゃった、ってこと。

人は差がないと自分がどう言う状況か気づけない。

文化祭前の下校時間が男女で違うのだって、男女で違うからその理不尽に気づけたわけだからね。

だから多分私は超多感な時期にそのジェンダーギャップとかに目覚めるきっかけがあった。気づいてしまったから辛いことはいっぱいあるけど、私は今こうしてフェミニズムやジェンダーに関して発信している自分に誇りを持てているし、アイデンティティの超中心になっている。

あーこれが必然だったのか偶然だったのかわからないけど、私はいろんな原因によってフェミニズム、ジェンダーに興味を持って燃えてるんだなあ、、

私が何かすることで世界が変わるわけじゃないかもしれないけど、私にとってはとても重要なこと。自己満足なのかもしれないけど、それでもいい。

最近ちょっと重荷に感じることもあったけど、これ書いていて整理された。結局私はこの話題が好きで、それをシェアしたい。やっぱりそれは私の中心にあるみたい。

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