聴く専門家 禅聴者 Mindful Listening Expert

20年以上に渡り、様々なコミュニケーションツールにて若年層から高齢者まで約4000人以…

聴く専門家 禅聴者 Mindful Listening Expert

20年以上に渡り、様々なコミュニケーションツールにて若年層から高齢者まで約4000人以上の 多種多様な方に対し、独自の聴き方にてコミュニケーションを深めることに精通。 法人及び個人のお客様に対し「聴く」ことから始める人間力向上や課題解決に向けたサポートを日本全国にて行う。

最近の記事

数ではなく能力の問題

こんにちは。禅聴者冨ヶ原です。 梅の花がきれいに咲いていますね。早咲きの桜も時々見かけます。 「春」ですね。 しかし、甲信越地方に大雪警報が出ていました。 雪国地方は春までもう少しでしょうか。 さて、本日は「数ではなく能力の問題」について書きたいと思います。 写真は、あるファミリーレストランでの一枚です。 このお店に入るのは数年ぶり、コロナ前だったと思います。 その頃は良く利用していました。 オフィス街と住宅街のちょうど間にある為、ランチ時間からカフェ時間は 近所の主

    • 主体性を以って仕事に取り込むということ

      こんにちは。禅聴者冨ヶ原です。 河津桜も満開に咲きましたが、あいにくの春の雨で散ってしまうかもしれませんね。 さて、本日は自分の仕事に主体性を以って取り組むについて書きたいと思います。 様々な企業様にてお話を聴いていると、組織において主体性を持った仕事の仕方をしていない人財が非常に多い傾向に感じます。 仕事にとっての主体性とは、目的や課題などを自ら考え設定し、目標や夢の実現に向けて自ら考え行動し、それらの結果に自ら責任を以って取り組むということだと考えます。 この「

      • 9割の無意識を磨く

        こんにちは。禅聴者冨ヶ原です。 さて、本日は9割の無意識を磨くというなんのこっちゃというようなお題で書こうと思います。 本題に入る前に、本日の写真は青森県にある千畳敷の風景です。 この千畳敷は1792年の地震で隆起したと伝えられている海岸段丘です。(Wikipedia) 実はこの写真の中に無意識と有意識が共存しています。 おわかりになりますか? 無意識の部分はおわかりになりますよね。 そうです、写真に写っているものはほぼ無意識、要は自然が作り出しているモノです。

        • 深い理解と共感を築くコミュニケーションの秘訣: 待つことと質問力

          こんにちは。禅聴者冨ヶ原です。 2月半ばというのにすっかり春の陽気ですね。 花粉も始まり少しシンドイ季節に突入しました。 さて、本日も今朝FacebookとInstagramにてUPしました、”言いたいことを汲み取ってあげるだけでは相手の言葉や気づきを減らしてしまう”について書こうと思います。 この文だけ見ると、「え?聴くということは相手の話の真相を汲み取るんじゃないの?!」と思われる方もいるかもしれませんね。 確かに仰る通り、相手の真相を汲み取ることは大事です。

          身近な人とのコミュニケーションに潜む落とし穴

          こんにちは。禅聴者冨ヶ原です。 さて、本日は身近な人とのコミュニケーションに潜む落とし穴について書こうと思います。 本題に入る前に、そもそもコミュニケーションとはなんぞや?と改めて考えてみました。 広辞苑では、「社会生活を営む人々の間で行う知覚・感情・思考の伝達」と書いてあります 要は、人間の五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)という目に見え触れて感じるものと、目に見えないが心が感じるものと頭を働かせ考えるものの伝達ということです。 まあ、ちょっと難しく面倒な文にが

          身近な人とのコミュニケーションに潜む落とし穴

          話泥棒をやめる方法

          こんにちは。禅聴者冨ヶ原です。 さて、本日は相手の話ている最中に自分の意見を放り込むのをやめたいと思っているのに、どうしても言いたくて我慢が出来ない。という人に向けて書こうと思います。 これは、「聴き力」に大きく関係します。 そして「聴き力」に必要な要素は多々あります。 その中の一つとして、出来そうでなかなかできない 「最後まで黙って集中して聴く」ということ。 最後まで黙って集中して聴けない状態として二つのことが主に挙げられます。 一つは、相手が話している最中、こう

          問題発生場所が問題を解決できるか

          こんにちは。禅聴者冨ヶ原です。 雪景色から一転、春のような日差しが降りそそぐ一日でした。 さて、本日は「問題発生場所が問題解決できるか?」のお題について書きたいと思います。 私は仕事柄、よく組織内の問題事課題事についてお話を伺います。 その中でつくづく感じることがあります。 それがこのお題です。 わたしはよく「樹木」を例にして伝えていることがあるのですが、それは 表面的な部分と内面的な部分、顕在化と潜在化、要は土の上に出ている幹や枝は表面的や顕在化している部分、 そ

          問題発生場所が問題を解決できるか

          考える力の育成:4つの質問で思考力を 身に付ける

          こんにちは。禅聴者冨ヶ原です。 今年の冬は、雪の心配がなく過ぎて行くかと思っていましたが いよいよ明日は関東でも雪予報。 あまり積もらなければ良いのですが・・・。 さて、今朝のFacebookとInstagramのリールで上げた 「考えるクセがない人に聴く聴き方として、先ず相手の思考スイッチをONにしてあげよう」 について書きたいと思います。 先に申しておきますが、私は「禅聴者」であり「業務改善コンサルタント」でもあります。 ですので、今回はこの両面の視点の中から

          考える力の育成:4つの質問で思考力を 身に付ける

          根拠の不明な一歩の積み重ね

          こんにちは。禅聴者冨ヶ原です。 実は昨年の秋口頃から私のFacebookとInstagramのリールに毎日その日に伝えたいことを一言にして投稿しています。 かれこれ100はゆうに超えていることでしょう。 昨日UPした言葉、 「考えぬいて理屈を付けた行動より、根拠の不明な一歩の積み重ねの方が大きな財産となる。」 この投稿について書きたいと思います。 この真意は簡単に言えば「行動あるのみ」ということですが、 SNSでもこういった「行動しよう!!」といった動画などが 多く

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          なぜ女性対象のサポートを始めたか

          こんにちは。禅聴者冨ヶ原です。 久しぶりの投稿となりました。気づけば2024年が明けてからすでに1ヵ月が過ぎました。 本当に本当に早いものです。 この1ヵ月どう過ごせたか。 目標に向かって十分な動きが出来ていたか。 思うように成果が出ているか、いないか。 皆さんはどうでしたか? 私自身、2つの取り組みを始めました。 1つは、一昨年から止めてしまっていたレンタカー事業における課題と未来に向けた取り組みの取材。また、それに伴いどのような改善改革が必要か。この取り組みに

          なぜ女性対象のサポートを始めたか

          女性で起業または副業をされている方 もしくは準備中の方へ

          2024年、ビジネスをどのような形にしていきたいか あなたの成功を予測する一年間の方向性と戦略を共に考えます! 【2024年の夢を叶えるセッションのご案内】起業・副業をされている方、もしくは準備中の方に向けたセッションとなっております。※女性限定 ご自身のビジネスをこの一年でどのような形にしていきたいか、 鑑定とコンサルティングの両面から共に考えサポートを致します。 《こんな方にお勧めです》 ・もっとお客様から選ばれる会社(自分)になりたい。 ・売上げが伸び悩み、どのよ

          女性で起業または副業をされている方 もしくは準備中の方へ

          どうしたらお客様に選んでいただけるのか

          こんにちは。禅聴者です。 一気に寒さがやってきましたね。葉も急速に赤く色づき始めたようです。 さて、私は相変わらず日本各地に足を運んでお客様のお話をお伺いしております。 どんな企業様でもお悩みの中の一つとして どうしたら数ある競合他社の中から、お客様に自社を選んでいただけるのか ごひいきにしてくれるのか、とお聴きします。 諸行無常、全てのものは移り変わる。 世の中の状況、お客様の環境、いくらたくさんの常客がいようが 今後も変わりなくそのお客様がいらっしゃるとは限りません

          どうしたらお客様に選んでいただけるのか

          自己成長の術

          こんにちは。聴く専門家禅聴者です。 唐突ですが、あなたは自分のことをどれだけ理解していますか? 「自分のことは自分が一番良く理解している」と思う方がほとんどのこと でしょう。 実際心理学者の研究では、「自分のことは理解している」と答えた人は 95%でした。 しかし、実際のところそうち自分の理解が本当にできていた人は 10~15%しかいませんでした。 いかに多くの人が自己判断能力に欠けているか明確ですね。 多くの人間は、自分の能力や価値観など正確に理解できていないばかりか

          子供の宿題と大人の仕事

          聴く専門家禅聴者です。 ふと耳に入ったTVの声。 子ども育成の専門家だという方が、子どもに宿題をやる気にさせる モチベーションの上げ方について話していた。 子ども育成専門家: 「子どもに宿題をやる気にさせるモチベーションを上げるには、 3つの要素があります。」 ①その宿題の目的は何かを明確にすることです。  ただ宿題をやりなさいではなく、この宿題はどういった内容で  何のためにやるのかを理解させることです。 ②ランドセルの中に入っているノートや教科書やプリントを全て出

          聴き方も多様性

          聴く専門家禅聴者です。 人の話を聴くとき「うん、うん」と言葉を発したり頷いたり 都度相槌を打ちますよね。 傾聴の視点でいえばそれが「あなたの話をしっかり聴いていますよ」というサインになるのでしょう。 しかし米国ではどうでしょう。 同じように相手の話を聴くとき、言葉や頷きで都度相槌を打つと うるさがれることがあるようです。 確かに米国の方同士の会話を見ていると、聴く方はそんなに都度相槌を打ってはいません。 かといって話を聴いていないわけではありません。 話し手にとって

          誰が何のために聴くのか

          話し手と聴き手の関係性によっては、「聴いたその先」が重要になります。 話し手は何が目的で話しているのでしょうか。 アドバイスが欲しいのか。 変化をもとめているのか。 それとも、ただ壁打ちが欲しいのか。 何を求めているかによって「聴いたその先」が変わってきます。 昨今、社内外で1 on 1 を導入されている企業が多くあります。 個々の抱えている課題や強み弱みを引き出し、また吐き出させ 個人の能力UPやメンタル面でのサポート、並びにチームでの生産性UPなどに繋げるため