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働き方に公平性っている?

マーケに新しく異動してこられた子持ち時短勤務の女性が、在宅ワークの際の日報報告に「私の貴重な時間をそんなことに割けません」と一蹴し、上司に訴えた結果、日報のルールごと消えた。さすがと思った。


本当に仕事ができる人だし、成果を上げている人の声はやはり大きい。

特にその日報に実質的な意味はなかったし、サボる人がいるだろうという意識から強いていたルールだった。


マネジメントは性善説を前提にしないと、管理コストばかりかかる。部下を疑えばキリがなく、1日の業務まで細かく把握しにいかなければならなくなる。そこに時間をかけた場合、管理職の人件費が結果として膨らむ。


そもそもルールは秩序のためにあるのであって、必ずしも正しさを反映したものではない。逆にいうと秩序が保たれているならば、無駄に公平性を強いるようなルールは必要ない。


世の中、公平性を求めれば自ずと効率を欠くように出来ている。


公平性よりも組織としての効率の方が重視されるべきだと思う。


同じ会社の中で、工場部門が8時半から稼働しているからと言って、クリエイティブ部門まで8時半始業というのもまたつまらない公平性だなと思う。


少しずつ変わりつつある日本の働き方。


弊社に関してはなんとも微妙なスピード感の変化だ。



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