父の4周忌の朝に思ったこと備忘録
父が膵臓癌で亡くなったのは2020年のホワイトデー。
東京では、その冬、最初で最後の雪でした。
ちなみに命日がホワイトデーって覚えやすくていいですね。
人の誕生日とかほんとに覚えられないわたし。
父のお墓に、好物だったハーシーのチョコを備えたいと思っているんですが、どこのスーパーを見ても、売ってない!
今回日本に帰ってきて衝撃的なのが、去年より母の認知症がぐっと進んでいること。
「パパが死んで10年くらい経つっけ?」
→「4年よ。2020年だから。」
「パパは、ハルちゃん(愛犬チワワ)のこと知らないわよね。」
→「父が犬好きで買ってきたのよ。そしてすべて面倒を見ていたじゃない。」
「まきちゃんは、ハルちゃん見たことなかったかしら?」
→「ものすごい知ってるよ。しばらく、ハルちゃんと一緒に暮らしてたし。あと先週ハルちゃんの散歩もしてきたよ。」
「100歳の双子(母と双子の姉)って珍しいんじゃない?」
→「え?ママはまだ81歳よ。100歳じゃないよ。」
年齢を勘違いしているのはまだしも、7年間の父と母とハルちゃんとの同居生活をまったく覚えていないということか。
この間、父と母は一緒にあちこち旅行したり、若いころから好きだった歌舞伎や美術館巡り、カラオケ教室に通ったりとかなりの時間を過ごしていた。
母は非常に直観的な人なので、勝手に、映像的なものは頭に残っているかと思っていたんだけど、そうではない模様。
母との付き合い方は、相変わらず大変。
ちなみに、母は昨夜お腹をこわしてしまい、今日は一緒に行けないとのこと。
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