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「ダイバーシティWEEKs」参加レポート 第一弾!

こんにちは。三井情報公式note編集部インターンのワミです。
アカウント営業をしながら、社内制度を使って広報部門へ社内インターン中です。広報部門とは違った視点で当社の魅力をみなさまにわかりやすく伝わるように執筆していきたいと思います。

さて、ワミによる2回目のnoteは「MKIダイバーシティWEEKs」の参加レポートです😊✨

「MKIダイバーシティWEEKs」って何?という方は、こちらの投稿でご紹介しています👇

「MKIは多様性を武器にする会社」が今回のイベントテーマ!

MKIでは2023年10月1日に「DE&I方針」を制定しました。

2回目となる今回のダイバーシティWEEKsは「MKIは多様性を武器にする会社」をテーマに開催されました。また、「DE&I方針」の制定後、初めて開催されることもあり、期間中(8日間)は昼休みに様々なオンライン講演がありました。

講演内容はDE&Iを感じるカジュアルなものから、少し考えさせられるものまで幅広く、聞きごたえあり!
本投稿では、MKIらしい、そしてMKIをより知ってもらえそうな講演をピックアップして、皆さんにお届けしていきます。企画者ではなく参加者目線のレポートなので、レアかもしれません😏笑

講演テーマ:多様な人材が活躍できる“場”とこれからの「DE&I」とは

ワミが本投稿でピックアップした講演は「多様な人材が活躍できる“場”とこれからの「DE&I」とは」をテーマとした対談形式のトーク。パネラーはMKI社員の中でも特に「日々、多様性を身近に感じながら仕事をしている」方々が登壇されました。

蒲原副社長 :中東エリアでの駐在経験あり
徳久さん  :IT業界ではまだ少数派の女性エンジニア
                       (当社内でトップクラスのネットワークエンジニア)
隅野さん  :ほぼ出張生活のセキュリティエンジニア
                       (シンガポール駐在経験あり)
馬場さん  :現在、アメリカ・シリコンバレーに駐在中
                        (当日はリモート参加)
成田さん  :当日の司会進行役。ロンドンでの駐在経験あり。

経験は多様性の宝庫!?

冒頭は、パネラーのみなさんが多様性に触れて、戸惑ったり、驚いたり、考え方が変わったエピソードを披露。

「日本なら異質な事でも、米国だと個性に見える。それが多様性で、日本人は異質性を考えすぎる。」

「米国では日本人である自分はマイノリティ。日本から来た点、生活に不慣れな点、言葉の面でもマイノリティ。でも、同じゴールを見ているということで、本当に温かく迎えてくれる。」

「海外だと特に日本と宗教の違いがあり、お祈りの頻度5回、女性と握手はNG」など、日本ではあまり気にかけることがない、相手の宗教への配慮が欠かせない」

「アメリカでは、「クレイジーヘアDAY」「パジャマDAY」などがあり、見た目の異なることに対し偏見を持たない風土が幼少期から根付いている。違い=個性と捉えて受け入れる風土があると感じた場面が多くあった」

「ネットワーク業界に女性は少なく、社内会議でも女性は自分ひとりがほとんど。男女でいえば、女性はマイノリティ。」

国籍が違う人が同じコミュニティで仕事をすることの難しさや、相手を尊重していくことの大切さをパネラーの皆さんがコメントされていました。

性別からくるマイノリティを感じる一面は、IT業界全体でありそう…。私が現在担当している情報システム部門の担当者も男性が9割ほど。男性の多い環境で仕事をすることのほうが多いかもしれません。

キャリア入社者はマイノリティからのスタート!?

そして話題は身近なMKI内での多様性について発展していきました。

最近、MKIにはたくさんの人がキャリア入社されてきます。MKI社員がキャリア入社してくる方々(マイノリティ)を受け入れるにはどんな心構えが必要か。パネラーの皆さんからは以下のような声が出てきました。

「会社が違うと特にマイノリティを感じると思う。キャリア入社の方にとってみれば、当社では(会社が変わったという点で)マイノリティを感じるかも」

「キャリア採用で入ってきた人に対し、マイノリティ・マジョリティの観点は意識していかないと、と、はっとした。」

「キャリア入社の社員が自身のチームに入ったさいには、まずMKIの文化を伝えることを大事にしている。例えば、チーム間の会話に結びの言葉はいらないよ、役職関係なく『さん』付けで呼ぶなど、コミュニケーションの考え方を過度なほど丁寧に説明するように心がけている。ちょっと細かすぎるくらい伝えることがミソ」

私自身はキャリア入社をしてから仕事を進めていくうえで、自分のアウトプットに自信が持てず、そのことを周りに相談できず、悩んだことがありました。そんなとき、同じ部門の先輩や一緒に仕事をする技術部門の先輩の温かい応援や声かけに助けられました。

ずっと気を張って仕事をするのは気疲れしてしまうので、たまに雑談ができたり、経験を共有できたりする仲間がいるとより一層仕事にやりがいが出てくることが多くありました。

今後、周りにキャリア入社の方が入社した際には、パネラーの皆さんの言葉を思い出して、一緒に楽しく仕事ができるよう声掛けをたくさんしたいと思います。

MKIは多様性を武器にする会社

今回の「ダイバーシティWEEKs」の掲げる全体コンセプトは「MKIは多様性を武器にする会社」。

具体的に今のMKIは、どんなことに取り組んでいけばいいのか。パネラーからは前向きかつ課題解決が急務ともとれる意見が聞けました。

「IT業界全体の課題(MKIの課題でもあります)の人材不足を解消するために、海外人材の活躍は必要不可欠」

「多様性、いろいろな国の人とは、行間や空気を読むようなことをに注力することなく、ゴールを目指す。専門性を重視し、様々な専門職を活かした仕事をしていければいいかなと思う。」

「より働きやすい職場にするためには、仕事内容をより明確にする『ジョブ型採用を取り入れたりすると、不明確な業務や空気を見て働くグレーゾーンが解消されるのでは」

「仕事をしたい人、プライベートにも比重を置きたい人と会社にはいろいろいる。自分は仕事をしたい方なので土日でもチャットを送ってしまう・・。また、自分でやり切ってから上司へとか、途中で相談しまくるとか、人によって違う。新しく入る人と、最近は年齢差も感じる。考え方を都度バージョンアップしなくてはと思う」

「自分はスペシャリストとして仕事をしているが、スペシャリストでもありジェネラリストでもありたいと思っている。あまりに自分の専門性に固執すると、自分の知見や視野が広がらない。専門性と、このあたりは難しいところ」

パネラーの皆さんの話を聞いて一番に思ったのは、自分の考えを相手に強要しないこと・相手の考えを尊重することが一番大事と感じる一方で、どのように組織の一体感を醸成していくかは難易度が高いとも感じました。

専門性を高めていきたい人、プライベートに比重を置きたい人、仕事をしたい人など、各々で重視したいコトが違います。そういった点を踏まえると、個人が自律的にキャリアを考え、自社を自分のキャリアのために活用する働き方が、MKIが目指している「多様性を武器にする会社」を実現していくための方法の1つだと感じました。

本講演では、さまざまな議論が展開されていく中で、身近な問題に近づいていき、気づけば自身の日々の仕事の振り返ったり、これからのことを考えるきっかけとなりました。きっとこの講演を聞いたMKI社員も、何かを考えるきっかけが得られたはずです。

次回、「ダイバーシティ WEEKs」参加レポート第二弾のお届けに向けて、鋭意執筆中です。こちらも準備が出来次第投稿しますので、どうぞお楽しみに!


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