今日、令和4年12月15日(木)東京歯科大学市川総合病院に救急搬送。午前9時45分帰らぬ人になった。死因は、コロナウィルスが原因(かどうかはわからないが)多分それがトリガーになり合併症により心疾患の為だった。
母親は、約5年前からアルツハイマーと糖尿病で介護が必要だった。
その時自分は飲食業界にいて、将来自分の店を持つ為に資金をためながら切磋琢磨していたが、45歳という歳と多かれ少なかれ近い将来店をやるならちょっと早くやめて母親の為に「親孝行してやりたい、やるなら今しかない！」と一念発起して介護人へとシフトチェンジした。
それから親は子供に返り、子は親にならざる得なかった。
色んな楽しい事も悲しい事も辛い事も沢山あった。
それは正に「愛戦争」と呼ぶべき普通じゃ味わえない冒険の日々だった。
今、たわいのない会話のくだらない話しや、将来の事、美味しいご飯の話し…色んな思い出が自分の身体の内側から湧き上がってきて急に悲しくなって涙が出てくる。
最後、憎きコロナのせいで凄く苦しかったかな？ちゃんと親孝行できたかな？ごめんね。何も出来なくて。おばあちゃんになる夢。一緒にお店やる夢。看板バァーちゃんになる夢。美味しいお肉をお腹いっぱい食べる夢。大好きなお寿司を好きなだけ食べる夢。好きな博物館、美術館に行って芸術鑑賞する夢。温泉旅行に行く夢。ペット(猫)を新しく飼う夢。
数え上げたらキリがないくらい沢山の後悔の夢が溢れてた。
叶えてあげられなくてごめんね。本当ごめん。
でもマザコン中年の俺は幸せだったよ。
普通に仕事して暮らしてたらけして味わえない愛を味わえた。そして貴方は一人で生きていく術を教えてくれたんですね。
ありがとうございました。
ゆっくり休んでください。
僕は貴方の息子に生まれて本当に本当に幸せでした。
これからの日々を見ていて下さい！
貴方との約束のお店絶対やりますから！その時はご来店してください！
サービスしまっせ！

これから忘れないように、少しずつ母親との家族との戦争の日々を思い出せる限り記していこうと思います。
介護で辛い思いをしてる人の心の癒やしになれる様に。
貴方の生きた証を残したい。