会計

まだ現金使ってるの?その1

世界はどんどんキャッシュレス社会に向かって変化している。

だが未だに、周りには現金での支払いが中心の人がまだまだ多い。


いい加減にしてほしい。

「別に何で支払おうが俺の勝手だ」と言う人もいるかもしれないが、はっきり言って迷惑だ。

コンビニで小銭をジャラジャラすることによって、後ろに並んでいる人の時間を奪い、店員さんの生産性を落としている。


現金派の人にキャッシュレスにしない理由を聞くと、こんなものが挙がる。

① 使いすぎてしまう。

② その他


①が一番よく言われている。というか、①以外の言い分が思いつかない。

クレジットカードの場合、手元に現金が無くても支払ができてしまうので、つい高額なものでも買えてしまう。

また、請求明細が来るまでいくら使ったのか分からないため、思った以上に使っていた、なんてことにもなりうる。

だが、これらは全てただの思い込みで、単に管理の仕方を知らないだけなので、とても簡単に解決できる。

実際に、僕はキャッシュレスにしてから消費額が大きく減った


②についてだが、「よく分からない」「安心」「なんとなく」「面倒くさい」等、論理的な回答をあまり聞いたことがないので、全部却下する


対して、キャッシュレスにするメリットは次のようなものがある。

A. 現金を持たなくてもよい

B. 現金よりお得

C. 管理が楽。


循環論法にも思えるAだが、現金を手放すということは、現金のデメリットやリスクを手放すことと同義である。


現金を持たないことにより、次のような効果を得られる。

1. 大きな財布を持たないため、荷物が軽いかさばらない

2. 決済のスピードが速くて楽。

3. 盗難紛失破損のリスクがない。

4. ATMに行かなくてもいい。


盗難、紛失、破損のリスクは、日本では比較的小さいためあまり気にしていない人も多いが、海外の多くの国で日本よりもキャッシュレス化が進んでいいる要因のひとつはこれだ。

また、定期的に現金を引き出す必要が無く、資金移動も基本的にインターネットバンキングで操作すれば、ほとんどATMに行くことは無くなる。

「デキる人」は皆、時間というものが持つ価値の大きさを理解している。


Bについてだが、基本的にクレジットカードや交通系ICカードなどにはポイントがあり、クレジットカード会員限定の特典やキャンペーンもある。

自分がよく利用するサービスと、ポイントの還元率交換可能な商品とを調べた上で、上手くクレジットカードを選んでやれば、仮に合計の消費量が同じ場合、現金のみで支払った場合に比べて、1ヶ月で5%以上はお得にできる。


最後のCだが、カードや電子マネーによる決済の場合、その利用履歴は全てデータ化される。

マネーフォワード等のアプリに連携させておけば、自動的に履歴が取得できるため、いつ・どこで・何に・いくら使ったのか、今いくら持っているのかが簡単に把握できる。

毎回レシートをもらって、毎晩ノートに書き込んで家計簿を作る必要はない。

現金派の人に「いくら使ったか分からない」と思われているクレジットカードだが、不透明なのは明らかに現金の方だ。


あ、把握できないということは現金のメリットにもなるのかもしれない。

僕がヒッチハイクをしていたときに乗せてくれたおばちゃんは不倫相手に会いに行く途中で、その履歴を残さないために、ETCではなく現金で高速代を支払っていた。

人に知られてはいけないお金を扱うときだけは、積極的に現金を使うことをお勧めする。


いくら時代がキャッシュレスに向かっているとはいえ、現金を手放すことに不安がある人も少なくないだろう。

そこで参考までに、実際に僕がレスキャッシュした方法を、次の記事で紹介しよう。

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