いきなりですが、皆さんはこの世に「ラクな仕事」ってあると思いますか？

どうも、パラレルワーカーのみきてぃです。

最初の問い、私はというとですね、仕事って結局なにやってもけっこう大変だし「働いているだけでマジでみんな偉いよな、すごいよな」って思うんです。

ライター・フォトグラファー・音楽家・キャリア支援……などなど複数の顔を持つ私ですが、程度の差こそあれど「あ〜〜〜〜仕事キツイな辛いな」と思ったこと、たくさんあります。

会社員をしていた頃は、毎日オフィスに行くだけで精一杯でした。

胸を張って「仕事」とはいえるほど稼げていないけれど、YouTubeやライブ配信（いわゆるライバー）、ハンドメイドの物販などにも挑戦したこともあります。
が、どれもふつーに超ムズいです。

ここ数年、複数の仕事やスキルに手を出してみて、挫折を味わって気がついたのは、この世の中にいる人は、みんななにかしらの「プロ」であるということ。

以前の私は「自分なんてただの会社員だし……」と思っていたけれど、「もう無理〜〜〜！！」と音を上げて退職してしまった私に比べ、同僚は今もバリバリ会社で働いています。活躍してます。

私にはできなかったことを成し遂げている。
それだけで「ああ、プロだなぁ」って思うんです。

YouTuberとかライバーとか、クリエイティブ系・エンタメ系は「好きを仕事に」を謳っている手前、「好きなことしながら、ラクにお金もらえてええですなあ」みたいな風潮が、まだほんのり残っている気がします。

でも、実際YouTubeもライバーもやったことがある私としては、「いや、あれ傍から見てるより結構キツいで」って思うんです。

YouTubeは好きなことベラベラ喋るだけじゃなくて編集とかコメント対応だって必要だし、ライバーは長時間お喋りし続けて、人を楽しませないといけないんだから。

それを毎日コツコツと続けている人は、間違いなく「プロ」だなって思うんです。

自分の苦手は、誰かにとっての得意なことでもある。

これ、私がとてもお世話になっている人がよくいっているセリフなのですが、本当にその通りで。

スキル・性格・状況や環境などを全部総合的に判断したうえで「誰にでもできる仕事」なんて、この世の中にはきっと存在しません。

とても単調で簡単そうに見える仕事も「そんなつまらんことやりたくないわ！」って思っちゃう人は、極端な話、その仕事への才能がないのかもしれない。

ふと周りを見渡せば、自分とは全く違う仕事をしている人がたくさんいて。
その人たちは、それでお金をもらってご飯を食べているのだから、間違いなくその道の「プロ」なんですよね。

電話口のお姉さんも、お店の店員さんも、自分の親も、たま〜に飲みにいく同級生も。

この世の中にいる人はみんななにかのプロで、そんなプロの力を集めることで、社会は成り立っている。

色んなことをつまみ食いして来た私にとって、それに気がつけたことが、なによりの収穫だったかもしれません。

結局なにを言いたいのかよく分からなくなっちゃいましたが、みんな今やってる仕事に誇りをもって生きていきたいですね。

おしまい。