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すでに持っているものに、きちんと目を向けること。

昨晩、ガイヤの夜明けという番組で、ワークマンの特集を見ました。

もともとは作業着屋さんのワークマン。
最近は女子向けアイテムや流行りのアウトドア商品で爆伸びしている企業。

これから春に向けてキャンプやハイキングを楽しみたいと思っていた私にとってはまさに注目していた企業で、昨日のドキュメンタリー番組を食い入るように見てしまいました。

感想をTwitterにざっくりメモしたのですが、noteでもう少し掘り下げてみます。

特に私に刺さったのが『昔からのファンを蔑ろにしない』ということ。

これって、当たり前で単純なようで、すごく難しいことだと思うんです。

時代はどんどん変わる。だから流行りもどんどん変わって売れるものも変わっていく。
それに上手く乗っかっていかないとやっていけないって、ビジネスのビの字も知らない私でもなんとなく想像がつくこと。

売れるものを作るために企業が変わっていくことは、必要不可欠。

そんな中ワークマンは、もともとの客層である『プロの作業員』にしっかりと目を向けて、作業員として働く人が快適に安全に使える商品作りを忘れず続けていることに感動しました。

これ、実は私ちょっと自分に当てはまるというか、胸が痛むエピソードを思い出したのです。


私のカメラ系YouTubeチャンネルの登録者数が、まだ350人くらいだった時のこと。


今やっと530人ちょっとまで伸びたのですが、500人に到達するまでの間、結構しんどかったんです。
ヘボヘボYouTuberのくせに、いっちょまえに『伸び悩み』というものを感じて焦ってました。

動画も更新したくなくなって、『どうせ楽しみにしてる人なんかいないし』って。

そんな時、同居中の彼に言われたんです。


今いる350人を大事にしなよ。
そんなんだから伸びないんだよ
って。


いつもは彼に喰ってかかる私も、さすがにこれには反論出来ず……というか、心の底から反省しました。

0人からここまでを作ってくれたのは紛れもなく、当時のその350人。
新規の視聴者ももちろん獲得したいけど、0を1に変えてくれた顔も名前も知らない誰かを、もっと大事にすべき。
そうじゃないと、新しい視聴者が増えても古参の人は抜けていっちゃうし、結局ずっと今の状態から抜け出せない。

冷静に振り返れば分かることなのに、もっともっと!と前を見すぎるあまり、今すでに持っているものを忘れてしまっていました。

だからこそ、昨日のワークマン特集は私の胸に響いたのです。


そしてこれ、ビジネスとか人間関係以外に、単純に『物(ブツ)』に関しても言えるな、と。

ぐちゃぐちゃした部屋の中、自分がなにを持っているのか把握出来ていないと同じものを2個買っちゃったり、新商品が出ると似たようなものすでに持っているのについ買っちゃって、部屋が散らかっていく現象、あるじゃないですか。

今持っているものにしっかりと目を向けて、ちゃんと愛情を注ぐことを忘れなければ、人生ちょっと変わるかもしれない。

そんなことを思った昨晩から今朝でした。

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