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人は身近な人の言葉でしか動かない

先日の豪雨を受けて、「特別警報」に関してこのような記事を書きました。
「特別警報は気象庁からの最終通告」
https://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/65030122.html

要約すると、「特別警報」は最大級の警戒を呼び掛けるもので、これが出た時点でまだ避難していない人は手遅れになるおそれがある、ということが、あまり知られていないのではないか?ということを書きました。

これに加えて、人は身近な人からの言葉でしか、行動を起こせないとも思います。災害時、警報も避難情報も出ているにも関わらず、中々逃げない人が、普段は離れて暮らす家族に「逃げなきゃだめ」と言われて初めて避難したという話を聞きます。

どこかの誰かの言葉ではなく、自分にとって関わりのある人の言葉だからこそ行動に結びつくというのは、どんなことにも言えると思います。
例えば、ファッションでも、私は有名なモデルさんよりも今は読者モデルやインスタグラマーなど自分にとって存在が少しでも近い人を参考にします。
テレビよりもYoutubeに若い人が流れるのも、テレビで活躍する有名人よりYouTuberの方が自分たちにとって距離感が近いからなのかもしれません。
これからは「身近さ」がキーワードになるのかなと思います。
誰かの憧れになるのも難しいけれど、誰かの身近な存在になるのもまた難しいです。身近な言葉として感じてもらえる気象解説を目指していきたいです。

twitterでは毎日、天気予報をつぶやいています。https://twitter.com/88unohana88?lang=ja


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