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間違いだらけのシャンプーが薄毛の原因に!?


無頓着な洗髪で薄毛を加速しているお父さんに教えてあげたい

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男性は女性と比べるとヘアケアに関心が低く、間違った洗髪によって薄毛を加速してしまっている人も多いようです。正しい方法にするだけで薄毛などの悩みが改善できる可能性があります。
特に、シャンプーのやり方を正しいものに変更するのは効果的です。


ほぼ100%の男性がやりがちな「シャンプー」7つの間違い


間違い1.女性用のシャンプーを使ってしまう

シャンプーには女性用と男性用があるのですが、意識せずに浴室にある奥さんのシャンプーで済ませているお父さんも多いようです。
しかし、男性と女性では、頭皮や髪質も異なってくるので女性用のシャンプーを使うのはよくありません。
女性は男性と比べると皮脂の分泌量が少なく、乾燥しやすい傾向があります。
そこで、女性向けのシャンプーは乾燥肌に刺激を与えないよう洗浄力は弱めで、洗い上がりの「しっとり感」を重視して保湿成分が含まれており、男性には逆効果となります。
いっぽう男性は皮脂の分泌量が多いので洗浄力の強いものが多く、さらに最近は育毛のため男性ホルモンを抑制する成分が配合されている場合があります。そして、洗い上がりの「サッパリ感」を重視して保湿成分は控えめです。
また、女性の髪をサラサラにするシリコンなどのコーティング剤は、毛穴をコーティングしてしまうため、男性が使用することで薄毛を悪化させてしまう恐れがあるのです。

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間違い2.頭を十分に濡らさないですぐにシャンプーを始めてしまう

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頭を濡らしてすぐにシャンプーを始める方も多いですが、髪の毛が十分に水分を含んで濡れていないと髪を傷つけてしまいます。髪の毛だけではなく、頭皮も同様で、しっかり水分が行き渡るようなイメージで行いましょう。
髪の毛をしっかり濡らす前にシャンプーをすることはもちろん良くないのですが、髪の毛や頭皮を十分濡らした後であっても、すぐにシャンプーをするのは間違いです。
まずはシャンプーをつけない状態で頭皮や髪の毛の汚れをシャワーで洗い流して落とす必要があります。だいたい8割くらいの汚れが、お湯だけで落ちてしまいます。これは後で解説しますが、髪や頭皮がシャンプー液に触れる時間をできるだけ短くするためなのです。できれば1分半くらいは行いたいものです。
しっかり予洗しておくことで、髪の毛の内部に水分がちゃんと入り、頭皮の余分な皮脂も落ちて後からのシャンプーが泡立ちやすくなります。


間違い3.シャンプーを頭(髪の毛)で泡立ててしまう

ほぼ100%の男性が、手のひらにシャンプー液を垂らしてすぐに頭に持って行き、髪の毛でゴシゴシして泡立てます。
これはNGです。手の平でしっかり泡立ててから、頭に乗せるようにしましょう。
たっぷり泡立てないと髪同士の摩擦でダメージを与えてしまいます。
また、シャンプー液の量も大抵の方は使いすぎです。
両方の手のひらで泡立てて、流れ落ちない程度(1~2プッシュ)が適量です。

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間違い4.良かれと思ってシャンプー中に頭皮マッサージを行ってしまう

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シャンプーは刺激が強いため、1分以上シャンプーしてしまうと、髪や頭皮を傷める危険があります。
ヘアケア用のシャンプーの中には、シャンプーでパック出来るものもあるので、全てに当てはまるわけではありませんが、市販で売られている一般的なものは、基本的にシャンプーは1分でやめるようにしましょう。
頭皮マッサージはシャンプーが終わってから行いましょう。


間違い5.シャンプー液をしっかり洗い流さないで洗髪を終わってしまう

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シャンプーは思ったより、頭皮や髪に残りやすいのです。しっかり洗い流したと思っても、少量残っている事は多いので、洗い流したと思ってから1分くらいは洗い流し続けるようにしましょう。これはシャンプーだけでなく、リンスやコンディショナーにも言えます。
女性の中には、あえて残す方もいますが、髪や頭皮を傷めてしまうので、やめるようにしてください。


間違い6.髪に良いからとトリートメントをたっぷり使ってしまう

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トリートメントは痛んだ髪を補修する成分のほかにコーティング剤が入っているものが一般的なので、「頭皮につかない」ようにしたほうが良いのです。
トリートメントを頭皮につけると、頭頂部がぺちゃんこになり、「お悩み」を増幅させてしまいます。さらに大事な「毛穴」をコーティングしてしまうので、薄毛を加速してしまいます。
具体的には、頭皮にできるだけつかないように、毛先だけをトリートメントするだけで大丈夫です。 例外的に大丈夫な製品もありますが、「頭皮に良い」と明記していなければ、頭皮につけないように注意しましょう。


間違い7.ドライヤー(熱)は髪に悪いと思って自然乾燥に任せてしまう

男性の中には、ドライヤーの熱が薄毛の原因のひとつだと思い込んでいる人が多く、タオルで頭を拭いた後に自然乾燥させてしまう方も少なくありません。しかし、これも頭皮や髪の毛を傷つけてしまいます。
ドライヤーで乾燥させることで雑菌の繁殖を防ぎ、頭皮の環境を健やかにするのです。
理想としてはドライヤーで8割ほど乾かした後、自然乾燥させることです。完全に乾かしてしまうと水分量が不足します。


今夜から始めたい「正しいシャンプー」の7ステップ


ステップ1.男性用のシャンプーを使う

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まずは、男性用のシャンプーを用意します。
男性用であれば基本的にどのシャンプーを選んでも問題ありません。
ただ、頭皮や髪の毛のことを真剣に考えるのであれば、ヘアケア用のシャンプーを選ぶようにしましょう。


ステップ2.髪の毛をしっかり濡らす

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まず頭を濡らし、頭皮や髪の毛の隅々まで水分を行き渡らせます。お湯の温度は少しぬるめの38~40℃程度にしておきましょう。


ステップ3.お湯で汚れを落とす

頭を濡らした後、そのままお湯を使って頭皮や髪の毛を洗います。
髪の毛が短い方は1~2分、長い方は3分ほど使って、しっかり洗い流します。


ステップ4.シャンプーをしっかり泡立てる

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頭にシャンプーをのせる前に、手を使ってしっかりシャンプーを泡立てます。
上手く行かない場合は、泡立てネットを使うとしっかり泡立てることが出来ます。


ステップ5.1分で頭を洗う

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しっかり泡立てた後は、髪や頭皮にダメージを与えないよう1分で髪の毛や頭皮を洗います。
お湯を使ってある程度汚れを落としているので、最後の仕上げのようなイメージを持つと良いかもしれません。
爪や腹の指ではなく、爪と指の腹の間の指頭(しとう)を使って、強すぎない力でシャンプーするように心がけましょう。


ステップ6.シャンプーをしっかり洗い流す

髪の毛を洗い終わったら、シャンプーをしっかり洗い流します。 洗い流したと思ってから、さらに1分ほど(髪の毛が長い場合は2分)しっかりと洗い流すようにします。


ステップ7.ドライヤーを使って8割乾かす

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お風呂上りは、必ずドライヤーを使って髪の毛を乾かします。
8割ほど乾かした段階でドライヤーをやめ、残りは自然乾燥させるようにします。
こうすることで、髪の毛に必要な水分まで飛ばす心配がなくなります。


お父さんのための「薄毛対策」基礎知識


頭皮マッサージで血行促進

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頭皮の血行が良くなることで、髪の毛の成長に必要な栄養がしっかりと髪に行き届きます。
爪を立てたり、力を入れすぎると逆効果なので、気をつけましょう。
頭皮マッサージのやり方はこちら。


1.親指を首の付け根に置き、残りの4本の指で耳を覆います
2.親指は固定して、残りの4本の指で、円をかくようにマッサージしてください
3.そのまま、少しずつ上に押し上げるようにして、頭頂部に向かってマッサージします

これを、1日に数分間行うだけでも、頭皮の血行を良くすることができます。
頭皮マッサージのタイミングとしては、シャンプー後にドライヤーで髪の毛を乾かす前の濡れた状態での、頭皮マッサージがベストです。


生活習慣の改善も忘れずに

睡眠不足になれば髪の毛の元気はなくなりますし、血行が良くないと頭皮の環境はどんどん悪くなってしまいます。
生活習慣が乱れてしまうと、頭皮や髪の毛にとってもどんどん悪いことが起きるので、生活習慣を改善しましょう。


薄毛の根本解決方法

薄毛を根本的に解決するには、AGA(男性型脱毛症)の原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンを抑えることが重要で、DHTを抑える薬として有名なのが「プロペシア」です。
グラフは、AGAの第一治療薬となっている「プロペシア」の臨床試験の結果です。MSD製薬(旧万有製薬)が実施しました。
結果は、プロペシア(フィナステリド1mg)を1日1錠服用すると、3年間の服用で98%の人に発毛効果が感じられたとなっています。
ただ、この98%のうち薄毛が改善されて髪が増えたのは78%で、残りは3年間薄毛が進行しなかったということだそうです。

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1年間服用で改善したのは58%、変化なし40%となっています。
プロペシアは少しずつ効いてくるお薬なので、長い年数服用すればするほど効果を感じられる人が増えてきます。
すぐに効果が欲しい方もいらっしゃると思いますが、気長に続けることが大切だということです。

空気が乾燥しすぎない「蓄熱床暖房」で生活空間の根本的な改良を

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室内の過乾燥は、頭皮や皮膚にダメージを与えます。特に冬季のエアコン暖房は空気が乾燥しすぎます。この問題を解決するのが、空気の温度をエアコンほど高くすることなく、建物全体をふく射熱で快適に保つ「蓄熱床暖房」です。新築や増改築の際はご検討ください。

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