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青春は続いている

2024年4月20日(土)

9時ごろ起床。
洗濯と掃除。
風呂に入って、昨日の汗をようやく流し落とす。
スマホゲームが無双モードに入ったのでゴハンも食べずに小一時間ほど没頭する。

洗濯物を干して、ラジオ番組の編集をしてから昼過ぎに散歩を兼ねて買い物へ出かける。
『ごぶごぶラジオ』では、5月に開催される『ごぶごぶフェスティバル』の一般販売チケットも完売との報告がされる。

生で浜ちゃんを見られるチャンスは、もしかしたらこれが最後なのかもしれないもんな。
大盛況で来年も開催ならば話は別だけど。

ショッピングモールに到着。
ミニッツメイドの無料サンプリング配布をしていたので並ぶ。
15分ほどでゲット。

高島屋の地下に行き、差し入れを吟味。
甘いものは苦手と聞いていたので、絞られてくる。
やっぱりコレだろうというものを購入。

6階展示場では「福岡物産展」が催されているということで、こちらにも足を運んでみる。
エレベーターが開いた瞬間、濃厚なとんこつを炊いた臭いが鼻腔をつんざく。博多の街並みがうっすら浮かぶ。
稚加榮の明太子を買いたいが、いかんせん自宅で米を炊くことが最近はないのでやめておく。
いろいろなお店を見るが、チョコレートショップで足が止まる。
チョコレートショップのチョコは大変繊細で賞味期限が短いため、お土産で持ち帰ることができないものが多い。
それが自宅で食べられるのだから、買わなきゃ損だ。
と言いつつ、日持ちがする商品をゲット。

もう一度地下に降りて、崎陽軒で幕の内弁当を購入。
よし帰ろう。
電車で帰宅。

幕の内弁当を食べて、録画した番組を観ながらまったり。
しばし、緩やかな時間が流れる。

夕方になり、再度支度をして外出。
1時間弱で目的地に到着。

新木場1stリング。
おそらく10年以上ぶりぐらいに来たかもしれない。

本日はプロレスラー・バンビ選手のデビュー20周年記念興行
『FOREVER YOUTH ~ずーっと青春~』を観戦。

デビューした当時は「昭和」子、団体を移籍してからバンビとして、もう20年なのかとしみじみ。
デビュー前の練習生のころから観ているのはもちろん、練習生になる前は別名義でイラストを描いていただいており、その担当編集をしていたのが私。
だから出会いから数えたら四半世紀ぐらいということになる。
当時は私がトガりまくっていたらから、バンビさん(になる前の方)に結構強気に出てしまい、困らせていたこともある。
だけど縁があり、レスラーになってからはそんなに足繁くではないが、要所要所では試合観戦をさせていただくような関係性だ。

20周年記念のTシャツを買おうと思ったが、XLは完売。
私も含めプヲタおじさんはデブ体格のいい人が多いから、真っ先に大きいサイズは売れてしまうんだよなあ笑。

会場内は90年代の小沢健二がBGM。
あの頃に引き戻される。

18時45分スタート。
オープニング映像で20年を振り返るバンビさん。
四天王プロレス時代の全日本を観て、ここで闘いたいと思ったこと。
練習生時代に居場所がなかったこと。
ここ数年で増量したけど、本来やりたかったプロレスができるようになったこと。
これだけで、もう自然と涙が出てくる。

全6試合。
バンビさんにゆかりのある選手達が集結し、入場時には全員がバンビのカチューシャを着けている。
これだけでバンビさんが信頼され、愛されているのがうかがえる証拠。
前半3試合は懐かしさを感じさせるも、現在進行形で活躍する選手達が奮起。
第4試合の花園桃花選手はXとして当日発表の崔領二選手に一方的にやられながらも、持ち前のプロレス頭でなんとか食らいつく。勇気をもらえた。
セミファイナルの6人タッグ。
ほぼ初見の選手ばかり。
しかし気合と根性、意地のぶつかり合いは本物。
小さい団体・プロモーション、無名であろうとも肉体は裏切らない。

そしてメイン。
バンビさんがまずは入場。

練習生時代に厳しく指導をしてくれた佐々木貴選手と初の一騎打ち。

当たり負けしない体格で佐々木選手にぶちかましていく。
しかし師匠の壁は厚く、20周年を勝利で飾れず…。

佐々木選手は激励の言葉とともに、これだけの選手とファンが集まってくれるようになって居場所があるじゃないかと。
泣かせないでくれよ。

佐々木選手が退場すると、バンビさんがマイクを持ち、もうひとり闘いたい選手がいると告白。
場内に何度も聞いたことがある入場曲が…。

「昭和」子からバンビに生まれ変わった時の師匠・TAKAみちのくがサプライズ登場。
プロレス界のアンタッチャブルな事情もあるだけに、これは踏み切ったなと。

1試合後で体力が低下しているなかでも、必死に攻めて耐える。
が、やはり師匠の壁は厚く高い…。

何も言わず、リングを降りるTAKA。
私の座っていた席がバックステージに入るドアに近くのため、選手達のどよめきが耳に入る。
そんなダークな部分を楽しみたい自分がいるが、すぐにバンビさんのマイクがかき消していく。

1日2試合はキツい、だけどやらなければいけなかったと。
集まってくれた選手たち、会場のみんなに感謝をしてから、一緒に暮らせていない息子さんをリングに呼び込む。
「ママはプロレスしかできないから」
でも息子さんは「カッコ良かったよ」と。
完全に涙腺ダダ漏れですわ。

記念撮影、胴上げで終了。
場内に流れる「ぼくらが旅に出る理由」がさらに染みました。

差し入れをスタッフの方にお渡しして帰ろうとしたら、昔懐かしい顔を見かけたので声をかける。
そして、よく会場でお話させていただいた選手にも声をかけて少しだけ話す。
20年前にさらに引き戻されて、胸が熱くなる。

そして、バンビさんが売店に来たので購入していたパンフレットにサインを入れていただく。

やりきったという表情が本当に素敵。
これから先も現役を続けていくであろうバンビさんをずっと応援したいと思いましたよ。

全体的にハートフルでみんな笑顔。
本当に繊細で誰かが見てないと、どこかへ行ってしまいそうな人だけど、必ずそばには誰かがいて、最終的には包みこんでくれる存在。

バンビさん、本当におめでとうございます!!
そして、うらんちゃん!
またいつかゴハンにでも行きましょう!!

帰りの電車に乗り、乗り換え先の永田町駅のC&Cにかけこんでカレーを食べてから帰宅。
もう23時過ぎ。
YouTube配信を観て、おかしな人たちだなと思うも、今日はそんなことはどうでもいいから観るのをやめる。

私には何も好きなことやものはひとつじゃない。
自分が歩んできた道に思いがあるから、年月を重ねることに意味があるのだと思う。
自分が何者でなくてもいい。
むしろ何者になろうとも思わない。
だって自分は自分だから。

そんなことをバンビさんが教えてくれた一日だったということで、興奮が冷めやらずテレビを観たり、本を読んでいたら深夜4時。就寝。

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