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利用者のインサイトからブランドバリューを特定 サントリー食品のボトルコーヒーサービスをリニューアル

▼クライアント
サントリー食品インターナショナル株式会社 様
https://www.suntory.co.jp/softdrink/company/

▼業種
食品飲料・たばこ製造清涼飲料

▼サポート内容

ボトルスタイルコーヒースタンド『TAG COFFEE STAN(D)』サービスのデザイン開発運用

▼DXの分類・目的
既存事業(既存市場×既存資産)製品・サービスの改善

▼キーワード

Webサイト開発UIデザインフードテック

飲料・食品の製造・販売を中心に国内・海外に食品事業を手がける「サントリー食品インターナショナル」。

モンスターラボは、2020年6月から協業を開始したスカイライト コンサルティング株式会社とともに、同社が提供するボトルスタイルコーヒースタンド『TAG COFFEE STAN(D)』サービスの開発プロジェクトに参画した。

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■課題

サントリー食品インターナショナルは、既存の販売チャンネル外でのコーヒービジネスの新しい可能性を模索してきた。

2019年6月、スマホで自分好みにフレーバーコーヒーをカスタマイズし、自分専用のボトルが作れる新店舗『TOUCH-AND-GO COFFEE Produced by BOSS』をオープン。好きなアーティストやキャラクター名前を入れた"推しボトル"を作れることでSNSで話題となり、好評を得ていた。

しかし、当初ペルソナとして設定していたオフィスワーカーとは異なる層の利用が顕著だったことから、現在の利用者のニーズに合わせたサービスのリニューアルを検討していた。

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■ソリューション

モンスターラボは、サントリーが既存サービスで得ていたインサイトの分析およびサービス仕様の改善ポイント特定に着手。ブランドバリューを見出し、キーメッセージを含むデザインコンセプトに落とし込んだ。

オーダー用のWebサイト開発では、スマートフォンでの利用を意識したUIデザインを採用。ユーザーがカスタマイズしたボトルデザインをQRコードで表示し、店舗側のスマートフォンで読み込むと、自動でラベルが印刷される仕組みを構築した。同時に、それぞれのラベルに認識番号を付与することで、店舗側で履歴が追える工夫を取り入れた。

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■結果

2021年10月8日、TAG COFFEE STAN(D) 1号店が109シネマズ川崎内にオープン。2000種類のイメージから自由にラベルを選べるサービスに注目が集まり、事前展開したプレオーダーには4000人を超えるユーザーが殺到した。また、地上波ニュースでトピックとして取り上げられるなど大きな話題を呼んだ。

モンスターラボは、バックエンドからフロントエンドまでサービス開発をワンストップでサポートしたことを高く評価された。

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(情報公開日:2021年12月13日)

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事例についての問い合わせ、DX(デジタルトランスフォーメーション)のご相談は以下からご連絡ください。

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