▼クライアント
株式会社ANA Cargo 様
https://www.anacargo.jp/ja/

▼業種
運輸サービス｜空運｜航空輸送

▼サポート内容
公式サイト『ANA Cargo』のリニューアル（リサーチ・企画・設計・デザイン）

▼DXの分類・目的
既存事業（既存市場×既存資産）｜製品・サービスの改善

▼キーワード
Webサイトリニューアル｜UIデザイン｜UXデザイン｜ブランディング

世界トップクラスのエアライングループ「ANA」において、貨物事業の中核を担う総合航空物流会社「ANA Cargo」。

モンスターラボグループのデザインコンサルティングファーム「A.C.O.」では、同社のサービスサイト・コーポレートサイトのフルリニューアルを担当した。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

■課題

既存のWebサイトは、フォワーダー（航空貨物代理店）の訪問を想定した機能重視の設計だった。しかし、Webコミュニケーションの対象をエンドユーザーである荷主企業（航空貨物の送り主）まで拡張することになり、新たなターゲット層への情報発信のため、Webサイトのリニューアルが求められていた。

新しいWebサイトのコンバージョンには、収益性のある問い合わせの向上、業務効率化、Web予約の増加などを設定した。

また、ANAグループの中期経営戦略と連動させ、マーケットにおけるANA Cargoブランドの確立を目指すことになった。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

■ソリューション

A.C.O.は、リニューアルサイトのコンセプト企画、メディア企画、構造設計、UX/UIデザイン、アートディレクション、撮影、実装・開発の工程を一貫して担当。

コンセプト企画では「ただ運ぶだけではない、新しい価値を伝える」という意味を込め、「CARGO＋」というコンセプトワードを提案した。

また、新たな方針に沿って効果的にWebサイトを活用するため、オウンドメディア「CARGO＋」をスタート。事業やソリューション、そこに関わる人々の想いや姿勢などにフォーカスしたコンテンツを公開した。

アートディレクションも担い、写真などのビジュアル面からも航空物流の新しい価値を伝えるストーリーを訴求した。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

■結果

リニューアル後のWebサイトは、フォワーダーから荷主企業にいたるまで、ANA Cargoの取り組みを多角的に伝えるメディアに成長。お客様に選ばれる航空物流会社になるため、マーケティング戦略の一環として機能している。

また、Webサイトのリニューアルをきっかけに、社内各部署からさまざまな相談が集まるようになり、社内コミュニケーションの質が大きく改善。

企業・事業の横断的な情報発信も可能となり、オフラインにおけるB2Bの販売促進活動の効率化にも寄与した。

A.C.O.が提案した「CARGO+」は事業構造改革のキーワードとなり、さまざまな場所で使われている。A.C.O.は同ワードを使った新聞広告・雑誌広告、インターナルブランディングを目的としたポスター企画も手掛けるなど、さらなるサービス向上を目指して支援を続けている。

（情報公開日：2020年4月7日）

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

事例についての問い合わせ、DX（デジタルトランスフォーメーション）のご相談は以下からご連絡ください。