Sensor Towerは12月7日、世界のモバイルアプリ市場に関する調査結果を発表。消費者のモバイルアプリ支出額は2021年に1330億ドル（約15兆1274億円）に達し、前年比で約20％増加しました。

2020年はステイホームの影響で、前年比約30％増という大きな伸びを記録したアプリ支出額。今年はそれほどではないものの、2019年の対前年比は21％増だったことから、市場の成長ペースがもとに戻ったといえる結果に。依然としてモバイルアプリ市場は拡大の一途を辿っています。

ゲームを除いたアプリ売上高の総合順位は、1位がTikTok、2位がYouTube、3位がピッコマ。

© Sensor Tower Inc.

TikTokの売上高は、2021年11月までの11カ月間で20億ドル（約2275億円）に達し、前年同期間の12億ドル（約1365億円）から67％増加。App Store／Google Playの両アプリストアを合わせて、最も多くの収益を上げた非ゲームアプリとしてトップの座に輝いています。

ちなみに、Appleも今月に入り2021年のApp Store Award受賞アプリを発表。ベストiPhone Appに輝いたのは「Toca Life: World」（トッカ・ライフ・ワールド）。仮想空間で理想の生活やストーリーを体験できる子ども向けアプリです。

ベストiPad Appにはビデオ編集ツールの「LumaFusion」、ベストMac Appにはドキュメントおよびメモエディタの「Craft」、ベストApple TV Appにはスポーツ配信の「DAZN」がそれぞれ選出されています。

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Reference：SensorTower、CNET Japan、ケータイ Watch
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