生理用品を隠すことへの違和感 20190920

先日、ドラッグストアでちょっとした食料と生理用品を購入しました。合計5点くらいのちょっとした買い物です。

そして会計が終わったあとおもむろに生理用品だけ黒いビニールバッグに詰められて残りの購入品を入れるだけの小さな袋が用意されました。

その時ちょっと面倒くさいなと思いました。大きな袋1枚で済むくらいの分量だったし、そもそも分ける必要がないと思ったからです。


これよりもう少し前、同じ場所で買い物をした時かごには様々なものが入っておりその中に生理用品がありました。

レジ袋は白い物のみ用意されました。

その時ちょっと嫌だなと思いました。生理用品はいつも黒い袋に入れてくれるのにと思ったからです。


どちらも私が感じたことなので間違いではないのですが、しかしこの矛盾はなんだろうと不思議に思います。


生理用品を隠したいのか、隠したくないのか。


以前からこの取り組みのことはSNSを通して知っていたのですが、今回このようなお話を書く上で改めて読みました。そしてこのプロジェクトが始まったときにどのような声がSNS上であがっていたのかも確認しました。


私はいつも近くのドラッグストアで生理用品を購入します。かごの奥底に入れたり、買い物の最後にかごへ入れたりしてレジに持っていきます。

やはりどこかで、隠したい、恥ずかしいという気持ちが働いているのでしょう。

それに、生理用品のパッケージはぱっと見ただけで生理用品とわかるものが多いです。かごの中身を他人に見られたくないという意識が働きます。


これがもしも#NoBagForMeのプロジェクトが目指しているように、一見生理用品とわからないようなパッケージだったら?

私は隠したい、恥ずかしいという気持ちはなかなか消えないと思います。

けれど、パッケージがザ・生理用品ではなくなることで他人に見られることへの恥ずかしさが少し軽減されるのではないかなと思います。


毎月行わなければいけないルーティーンのどこかで、不快に思っていることがあるのは辛いです。

生理用品や痛み止めを購入して、痛み止めで紛らわしつつぼーっとする意識の中勉強して、なんとか家事をする労力を振り絞って。意外としんどいです。

まずはじめの「生理用品の購入」の部分で少しでもストレスが軽減されるなら、それは素晴らしいことだと思います。

なので私はこのプロジェクトに期待を寄せています。

また、このプロジェクトに関する記事を読むと当事者であっても知らないことはたくさんあると思わされました。これから自分の体とどう向き合うかもしっかり考えていきたいです。

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