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これからの生理用品②

前回、「月経カップを試したが挿入が難しくて使えなかったので、次回にお預け中」(これからの生理用品①)と書きましたが、その実態です。

そもそもこのカップ、なんとなく存在は知っていましたが、2008年にNZ渡航後からお世話になっている、Oiというオーガニックコットンの生理用品会社に月経カップのラインナップがあり、店頭で見て興味を持ちました。

NZでは女性起業家も多く、NZ国産の月経カップメーカーはたくさんあるので、それぞれのサイトを見たり、使われている方のブログなど、1年くらいかけゆるゆると読み漁り「使ってみようかなあ、でも怖い…踏み切れない、やっぱりやめよう」と一旦はあきらめました。それからしばらくのちにお付き合いを始めた、環境問題に関心の高い恋人に「月経カップって知ってる?使ってみる気はない?」と言われ、うーん、万単位のものじゃないし、いっちょ買ってみるか、と重い腰をあげることになりました。

commonsenseという、オーガニック、エコ、エシカルな商品のお店で触り、見比べ、NZ国産のMy CupでTeen Menstrual Cup Size 0を購入。

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これを買った理由は「店頭サンプルで劣化の具合を見ると長期的にいい状態で使えそう」「小さくて初心者には挿入しやすそう」「一番安かった($35)」でした。

いざ生理1日目の夜、バスルームで挿入を試すのですが、入らない。事前に入手していたホールド(折り方)を色々試すも、少し入ってホールドの位置を持ち替えようとすると素材の弾力性で開いてしまう。当時住んでいたフラットにはバスルームがひとつしかなく、他のフラットメイトもいるので長々占領するわけにはいかない…そんな焦りもあり中止。そのあとトイレで少し試すも、やはり敗退。

翌日も試しましたが、上手くいかなく精神的に疲れ、ホールドのしすぎで手が疲れ、生理痛もあったため今回は見送りに。おなかが痛いよ〜という時に生理用品の装着を頑張らないといけないのは正直つらかったです。慣れるとこんなに楽なものはない!と思うのでしょうが、今プライベートなバスルームやトイレで試すことの出来ないわたしは、しばし休戦中です。

うまく入らなかった理由として、もしや小さいカップを選んだことが裏目に出た?(手が大きいのでホールド部分が少なくなる)ということが気になっています。ビビって小さすぎるものを買わない方がよいかもしれません。


現在生理ショーツが届くのを待っていますが、これ、個人的には夢のような存在でした。ただ、仕組み的に下着+布ナプキン的なイメージなので、洗う面倒くささや経血の落ち具合、漏れは大丈夫?など色々気になっています。


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