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数年前みたドラマを久しぶりに思い出した


私が数年前にリアルタイムで見ていたドラマ。久しぶりになんでか思い出してどうしても観たくなり、Huluに登録しました。



ドラマ「知らなくていいコト」


私はこのドラマにでてくる尾高さん(役名)がすごくすきで当時どハマりしていました。そして真壁ケイト(役名)も。あの2人の関係性がすごく好きだった。2人は結ばれなかったけど、結ばれることを現実ではいけないことだと分かってはいても、一視聴者としては結ばれてほしいと願ってしまった。

それぐらいあの2人はお互いを必要としていた。社会の荒波を1人きりで乗り越えてきたケイト。そしてこれからもきっと1人で乗り越えていくんであろうケイト。大事な人を失ったケイト。真実を探し求める過程で苦しんで、その真実を知ってからも苦しんでいたケイト。ケイトが誰よりも必要としていた人が尾高さん。一線を越える前、超えてしまったあとのケイトの気持ち、葛藤。でも結ばれないことを自身で選んだケイトの気持ち。

一視聴者として、これからのケイトが気になるし、ケイトはずっとひとりなのか、ひとりではないといけないのか、仕事柄もあるとおもう。けど、やっぱりケイトを守るのは尾高さんであってほしい。これからも。ドラマを見終わった後、数年前とおんなじ事を思っています。


一番好きな人とは結ばれない。結婚する人はやっぱり一番に好きな人ではないのだろうか、どうしても叶わないもの、叶えてはいけないものがあるのだろうか。お互いの「すき」だけではどうにもならないことがきっとたくさん世の中にはあるのだろうな。苦しいけど仕方ないのかな、でもやっぱりそういう現実があっても変わらない気持ちってあると思うから、他人が否定するものではないよな。

現実に、不倫とかたくさんあるけれど、その人たちの全てを知っているわけではなくて、報道されている一部しか知らなくて、それなのにネットはその一部だけで批判したりするから。そういうものはできるだけ観ないようにしていて、だから私はニュースが得意じゃない。見てると色んな事を想像して苦しくなってしまう時があるし、一番は私が見ているものがもしかしたらほんの一部であって知らないことが大半で見ている一部だけで何かを感じたり考えたりすることが怖いから。だからニュースやワイドショーなどは得意じゃない。


肯定するわけでもないけど否定もしない。その人たちの人生であって気持ちだから、誰かに否定されて、とやかく言われるのはきっと違う。きっとそれはみんな、世の中全体でおんなじだとおもうんだ、、わたしは、。

色んな人がいると思うけど、このドラマを見て改めて、好き同士でもどうしようもないことがあることを知りました。そして「好き」だけど一緒にはいないことを選んだケイト。叶わなくていい、今の尾高さんが好きだから、だから、私は1人で生きる。そう決めて、最後尾高さんの気配も感じず、尾高さんを背にひとり仕事に走っていくケイトの姿がすごくかっこよかった。結ばれて欲しいとは思ったけど、その最後のシーンがわたしはこれからのケイトも表している気がしてすごく印象に残っています。素敵だったな。


こういう芯のある女性になりたいな、と思いました。


このドラマ、久しぶりに見返したけどやっぱりすごくすきだ。またきっと何年後かに見返したくなる時がくるのかもな。その時もおんなじことを思うのかな。そしたらまたこのnoteに残しておきます



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