想像力の無い奴は死ね_

想像力の無い奴は死ね

◆はじめに

昨日、映画『Dinar』を鑑賞しました。この手の話は、普段は別でやってるブログに載せているのですが、趣向を変えてnoteに書いていこうと思います。

でも、単純に感想やネタバラシをしていくのもつまらないので、作品を通して得た学びをまとめていきます。

◆「想像力の無い奴は死ね」

藤原竜也演じる"ボンベロ"が事あるごとに口にするセリフです。一見、ただの暴言のような印象を受けますが、物語を進めていくと、ボンベロの真意が分かってくる気がします。

劇中に出てくるレストラン「Dinar」は、殺し屋専用です。見た目はまともそうでも、精神的に異常をきたした客ばかりが来ます。

そんな常識が通じない環境では、命綱は"想像力"のみ。
「このお客さんは、どんな料理が食べたいだろう」、「どんなことを考えているだろう」、相手の考えや趣味嗜好をも想像していくことで、いつ殺されるか分からない状況でも無事に仕事を続けていけているのだろうと思います。

このボンベロの言葉は、普段の生活の中にも通づるものがあると考えました。

自分もそうですが、割りとみんな、自分本位に考えて行動してしまう節があると思います。そんな状況では、想像力を膨らませて生きていかない限り、相手のためを想った対応は、なかなかできないのではないでしょうか。

ましてやWebサービス制作やエンタメ制作などにおいては、「どうしたらお客さんが喜んでくれるか」を考えることが重要だと思いますので、エンジニアやクリエイターが「俺はこんな風に作りたいんだ!」と我を出しすぎると、お客さんが置いてきぼりになってしまい、"誰のために作ってるのか"がブレてしまうと思いました。

料理も対人関係もクリエイター活動も、想像力を持ち、相手のことを想いやる姿勢を大切にしていきたいですね。

◆余談

完全に余談ですが、藤原竜也は何であんなにカッコいいんですかね!
めちゃくちゃに暴れたり、感情を爆発させたりする演技をしてもカッコいいのだからズルいですw
やっぱり、あのしゃべり方や台詞回しが良いのかな。

玉城ティナは、あのモードな感じのメイク・衣装がとっても良く似合いますね。羨ましいです笑

あと、蜷川監督の色彩感覚、個人的にとっても学び甲斐がありそうだと思いました。
僕はモノトーン系の色味で服装などを揃えがちなため、あんなに原色使ってるのにうるささを感じさせない舞台セットに惚れ惚れしました。
これを機に、色の使い方をもっと学んでいきたいですね(^^)

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