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小さい頃の読書 の話

小さい頃母も働いていたので なかなか本を読んでもらえなかったらしく

「自分で読むから字を教えて」

と言ったそうです。 
幼稚園年長さんの時に引っ越してきた家は 前が市場で書店がありました。 
子供用の本もたくさんあって私は1日に何時間もそこに入り浸っていました。
 その頃はまだ自由に本って読めたんです。 その中で私に強烈な思い出を 残している本の紹介をしたいと思います。

「大泥棒ホッツェンプロッツ」  

小学校の低学年の時に 読みました。
ちょうど学校からお昼に帰って読んでたら
ザワークラウトを食べるシーンがあり、
その頃まだ知らなかったすごく美味しそうなソーセージとザワークラウトって言う キャベツの酢漬けの話が出てきて 、食べてみたいなと思いました。また他の間にはケーキとか、3巻あったんですけど毎回オッ❗と思うような食事の話が出てきて まだなんとなく昔の和風の食事が普通だった 頃だったのでとっても惹かれました。いろんな食事がいろんな所にはあるんだな、とも思い、ハワイからの帰国子女の子がいたのと共に、外国というものを感じるようになりました。


「ケネディ」

その頃子供向けの歴史の本っていうのがよくシリーズで売っていたのですが私はその中で ケネディという人がとっても好きになりました。
まだ 亡くなってから10年ぐらい、ケネディの良さを語ってくれる人もたくさんいました。
 リンカーンとかワシントンの本ももちろん読んだんですが 私には若くて すごく やる気のありそうなケネディがすごく眩しく見えました。 そのうちアーリントン墓地にも行きたいなとか思っていました。 未だに行っていませんが。 

子供が生まれるとわかってたらは 絵本をたくさん読みました。
 胎教の時から読んでいたので うちの娘は絵本が大好きでした。
絵本を読むとにこにこしていました。
1日に最低10冊は読んでいました。
 ハイハイをする頃になって 大好きな絵本を自分で這いながら持ってきた時は感激しました。 
本の表紙を指差して「あり」って言った時は嬉しくて涙が出そうでした。 
福音館の50冊セットの記念本を赤と青買い、とっても大事に私はしました。
 自分の小さい時にあまり絵本を読んでもらった記憶がなかったので 「ぐりとぐら」とか「こんとあき」とか有名な本も初めてだったけど子供と一緒に楽しみました。 子供と一緒に絵本を読んで童話を歌って と楽しく過ごした 娘の幼い頃は宝物のような素敵な時間でした。

 こんとあき (日本傑作絵本シリーズ) https://amzn.asia/d/2GBppsj

今はまた自分の好きな本を読むようになりましたけれど ヨシタケシンスケさんの絵本などは今も 、
どうやったらこんな発想が出るんだろうとか 思いながら楽しく読んでいます。

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