子供が〇歳になったら、介護がひと段落したら等、本格的な再就職の際には、家族ケアとの関係が気になるものです。

実際の再就職支援事例では、子育てや介護の状況によってではなく、「ご本人の気持ちの状態」によって、再就職のタイミングが変わってきます。

つまり、家族ケアをしながらでも、「自分の仕事のこと」が気になりだしたら、動くタイミングだということなのです。

今は、リモートワークが含まれる働き方や、短時間でもある程度責任がある仕事を任せてもらえる働き方等、多様な働き方が選択できる時代です。
週２・３日からスタートして、あるタイミングで一気に仕事量を増やす方も少なくありません。非正規社員から正社員へとシフトしていく方もいらっしゃいます。

気を付けたいのは、変化が大きな時代であるということ。

「資格取得してから」「家族ケアが終わったら」等の完璧なタイミングを待待っていると、復帰時に仕事に慣れるまでの負荷が大きくなるかもしれません。
社会復帰して周囲のニーズに合わせて資格の勉強をしたり、周囲の協力を得て仕事との両立を図っていった方が、自身の負荷も大きくなりすぎないかもしれません。離職中の地域活動や自己啓発の経験が活かせることもあります。

自分の仕事のことが気になりだしたら、情報収集や周囲への相談、講座への参加等、一歩踏み出してみてはどうでしょうか。

キャリアコンサルタントとして講座でもお伝えしています。