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悩みが解決しない人はロジックツリーで原因解明を

本日はロジックツリーについて書いていきます。
以前、書いたロジカルシンキングに基づいたマーケティングの手法です。

マーケティング理論ですが、日常にもかなり使えます!

ロジックツリーとは
問題をツリー状に分解し、その原因や解決策を論理的に探すためのフレームワークです。

ロジックツリーを作成することでたくさんのメリットがあります。
大きく分けると以下の5点です。

・問題の全体を把握し、整理でき、論点ズレをなくす
・問題を深堀りし、原因を特定できる
・解決策を考えやすい
・アクションの優先順位をつけやすい
・アクションの必要性を共有しやすい

ロジックツリーには、目的に応じての種類があります。
ここからはその種類を図付きで説明します。

・要素分解ツリー
要素分解ツリーとは、その名の通り物事の要素をどんどん分解していって、要素を網羅的に把握するためのロジックツリーです。
例えば、購入する車に悩んでいるとき、選択肢を洗い出す場合にも役に立ちます。

車というざっくりとしたカテゴリーを、徐々に分類していくことで様々な車種が存在することがわかります。
この中から、自分の目的や希望条件に合わせて車種を絞り込んでいくと良いでしょう。

・原因追求ツリー
原因追求ツリーとは、ある問題に対して原因を列挙し、根本原因が何なのかを突き止めるという使い方です。

例えば、ダイエットしても体重が落ちない方が、その悩みをロジックツリーにまとめたとします。

ダイエットがうまくいかない!というだけでは単なる世間話に過ぎませんが、ロジックツリーによって夕食を食べる時間が遅いという原因が判明したなら、今後の改善が期待できそうです。


・問題解決ツリー(イシューツリー)
問題解決ツリーは、解決したい問題に対して改善策を挙げていく使い方です。
最初に問題を取り上げるという意味では、原因究明ツリーと似ていますが、こちらはより今後のアクションに直結している活用方法です。

例えば、インターネット広告についての個人ブログへの集客を加速させたいとき、以下のようにロジックツリーを作成すると良いでしょう。


例では、できるアクションを比較した結果、広告配信の検証についての記事が人気であったため検証系の記事作成に注力していく方針を選びました。


このロジックツリーを作るのに注意点が2種類あります。

一つめは“ダブリ”がなく“漏れ”もないロジックツリーを作成しないと正確性がでません。

あと一つは、必ず紙やパソコンなどでメモして具現化させることです。
頭での考えだけでも正確性が弱く間違った決定をしてしまう事があります。

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