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【別冊】「30歳からの生存戦略」

 某日に30歳になりました。
ありがたい事に、家族友人からお祝いのメッセージを頂いて生きててよかったなと思う次第でございます。
ついこの間成人を迎えたと思ったら10年の月日が経っていて、いよいよ若いと言われなくなるんだなとドキドキしています。


 結婚して、独身時代のプチ贅沢をやめました。今ではどこへ行くにも水筒を持ち歩いています。
以前の私は金持ちになるぞと野望を持っていたのですが、勇気を出して地に足をつけて自分を見つめたときに、自分の器を自覚できてお金や欲求から解放されました。私の人生を豊かにするのにお金なんてどうでもよかったんです。

 30代の目標は『仕事を頑張らない』です。
誤解の無いように申し上げると、仕事を頑張らないと言うのは手を抜いて仕事をするという意味ではなく、与えられたノルマはしっかりクリアしながら自分のペースで生きていくということです。労働とはノルマをこなす事は当たり前で、そこからどれだけ命を仕事に燃やしたか
が評価されます。私の友人でも働きたくないのに馬車馬のように働かされている奴がいます。世の中にはそういう人たちが大勢いることも理解していますし、そういう人達のおかげで社会もとい会社は成り立っています。本当に偉いです尊敬してます。ですが私は仕事が私の人生を豊かにするために必要なものとは到底思えなかった。夏目の言葉で『精神的向上心のないものは馬鹿だ』とありますが、まさしく私にとってはただ闇雲に仕事に命を燃やし続けることに何の精神的向上心も無いと思ってしまったのです。


私は今の職場に大満足しています。給料はいいとは言えませんが、貯金もできてるし贅沢はできないけど生活に困らない程度の額は貰えてます。会社にジムがあるし、福利厚生も充実していると思います。そして何よりも仕事に対して『No Thank you!!』が言える環境であることが最高です。いつまでもこの暮らしが続くとは思っていませんし、ダラダラ生きていくつもりもありません。なのでいまはこの頑張らないワークライフバランスをフル活用して来る40代を迎える準備をしたいと思います。


ピンドラ最高


この思想信念に理解と共感をしてくれる、愛する妻には感謝しています。


今回は真面目にお送りしました。

それではー。



余談

先日、展示会岡本太郎に行ってきました。

初めて岡本太郎の絵画作品を目の当たりにして、私の芸術が爆発しました。
活動初期から晩期の作品まで一貫して岡本太郎の初期衝動がバシバシ伝わってきて、岡本太郎の作品が持つエネルギーを身を持って体感できました。なんだか良くわからないけど、スゴイ!それだけでも十分な感想だと思える程の凄まじい作品の数々でした。


燃える人
雷人

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