桃の肉球

時流に乗り損ね、隙間にハマりきれ無かった根無草 吐く息の数だけ嘘をつき、吸う息の数だけ…

桃の肉球

時流に乗り損ね、隙間にハマりきれ無かった根無草 吐く息の数だけ嘘をつき、吸う息の数だけ夢を見る 好きより嫌いの多い世界からの脱出手段を奪取するため DASHで駆け抜ける日々

最近の記事

祭りと猫と猫鳥と兎の相似形      若しくは保田圭

夏だな 夏といえば 花火だ祭りだマチルダ町田 マチルダ町田って文系コラムニストみたいで良い響きだな いつか僕がコラムニストになったら マチルダ町田と名乗るのも良いかも知れない そう思ったけれど検索すると既にひっくり返した名前の町田マチルダという人が存在しているらしく 敢え無くここでマチルダ町田とは別れを告げる コラムニストにもならないしミニマリストにもならない じゃあ気を取り直してハイジア東中野はどうかと考えたが 同名のマンションが上高田に存在するし 検索途中でハレケア品

    • ほとばしる汗をしり目に邪悪なYOASOBIの夢を見る

      このところエアコンがない場所での作業が続いたせいか 身体の中の熱がずっと引きこもりを起こしていて 「ほら、おまえの好きなアイスだよ」 「冷やし中華始めたんだよ」 「プールパーティー行かないのかい」 「熱夫、お願いだから母さんに顔を見せておくれよ」 といくら声をかけても出てきてはくれない そしてナニゲなく母さんキャラを演じたことに愕然とする そんなこんなでただでさえ熱中症気味だったのに 今日は出先でパンクしてしまいレスキューを呼ぶことになった ところが暑さのせいなのかなん

      • 妄想カニバトル

        僕はその時恋人と暮らしていたのだ その彼が急な転勤で北海道に行って遠距離恋愛みたいになってしまい その転勤先がなかなかツワモノの集まりだったせいで 彼は病んでしまったので、とにかく理由をつけて僕の仕事は 1年間休職にして北海道に飛んだときのこと あの時は毎日弁当を作り掃除と洗濯を行い 買い出しに行って、などというお母さんみたいな生活を送っていた あ、こういうのをお母さんだけの仕事みたいに 限定しちゃうと今面倒なんだっけ でも、まあ現実には大半のお母さんはご飯作って洗濯と掃除

        • 邪なキャンプでカップ焼きそばを食う人生など、気持ち悪い

          youtubeでキャンプの動画を観ていると キャンプ行きたいな、と思った キャンプなんて行ったことないのに。 正確には幼いころ近所の人たちと近くの 川にキャンプに行った覚えはあるね なんか暗い中で飯を食って寝て朝になって 帰ったことしか記憶にはないけど いや、そういえば朝食の時隣のおばちゃんが 夜通し女の幽霊がテントの周りを歩き回って 怖かったという話をずっとしていたな 「あなたたち気づかなかったの」 ってまるで僕と弟が鈍感だ、バカだと言わんばかり の言いぐさで子供な

        祭りと猫と猫鳥と兎の相似形      若しくは保田圭

          夢だけに、ただゆめだけに

          天気が良かったり悪かったりで 僕の機嫌も良かったり悪かったり よくは分からないけれど メンタルも落ちて毎晩がちょっと怖い お腹も痛くて頭も痛くて 背中だって痛いしそのうち足だって 痛み出す きっと退屈で絶望的だからじゃないか きっと眠ればとりあえずは先送りになるし 晴れの日も来るかもしれないし って眠ったら眠ったで 悪夢をみたり…あれ? これって悪夢カテゴリには入らん? 頭のうしろ、後頭部の真ん中らに 梅干し大の膨らみがあるのに 気づいて、なんだろなぁ〜あ なんだろな、

          夢だけに、ただゆめだけに

          二律背反 感性と理性のはざまかんぺー

          今日は特に暑くて熱中症気味だから風呂上がりにエアコンをつけて ベッドに転がるとうたた寝をした ただとても疲れていたせいで眠ったけれど疲れは取れずなんだか苦痛な感じの夢を見ていた そんな夢見たくもないのにまだまだその苦痛は続きそうだったから、 もうそろそろ目覚めないかな?と 覚醒しなかったところで ある人の顔が浮かんできて、アレ?なんで? そう思ったら目が覚めた ある人というのはネットで知り合った人でいわゆるマッチングアプリ的な ヤツで声をかけて来た人だった 「とてもタイプ

          二律背反 感性と理性のはざまかんぺー

          犬は吠えるが妄想は暴走する

          早朝四時半から近所の犬の けたたましい鳴き声に起こされる ただでさえ不眠なのに、やっと深い眠り に入ったかと思ったのに、もう朝だ まだ鳴いている、もう五時だ 犬を飼うなとは言わないけれど それなりに躾は必要ではないかと思う 山の中の一軒家で住んでいるのなら 鳴こうがわめこうがそれは構わない のかも知れないが、開け放った窓の中で 狂ったように鳴き叫ぶ犬がよその家に 迷惑をかけているとなぜ気づかない まだ鳴いている、かれこれ一時間は 鳴きづづけている 死んでいるのか?あの家

          犬は吠えるが妄想は暴走する

          生真面目と不可解

          ゴールデンウィークの頃学生時代友人だった男から 会いませんか、とメッセージが届いた 友人だった、と過去形なのは彼とはもう長いこと疎遠であり 「友人」と断言するには少し戸惑いと言うか気恥ずかしさがあったからだ もしかしたら向こうは友人だなんて 思っていないのかも知れないもの でも、だったらなぜこんなに唐突にコンタクトをとって来たのか? というところが引っかかるところであり、だからなんだかよく分からない 疑問の渦が針が飛んで同じ場所をくるくる回り続ける レコード盤みたいにな

          生真面目と不可解

          眠れぬ夜の果てに、公表される醜態に関する憤り(女優とコックの)

          ああ、なんだったっけな 全然思い出せない くそ、もう八割がた出来てたのに 今日はこれについて書こうと 車に乗っている時に思いついて 頭の中でスラスラと文章を書き上げて いたのにこんな夜中になってみて なに一つ思い出せないでいる 眠れない このところ睡眠がおかしい 30分ほど眠るとすっきりとした 気分で目が覚める 目が覚めるのはいいが、まだ30分 しか眠っていない事を知り愕然とする もう一度眠るとしよう 小さな物音が気になる 室温が気になる どこかが痒いような気がする

          眠れぬ夜の果てに、公表される醜態に関する憤り(女優とコックの)