プレゼンテーション5

風都探偵(4)を読んだ

こういう続編もありなんだなあと強く感じる。
そんなシリーズ。

最初は安易なコミカライズなのかと思い、手を出さなかった。
Amazonがしつこく勧めてくるので、騙されたと思って一冊読んでみたら、予想を裏切り面白かった。
同時発売だった2巻をすぐに購入し、以来継続して購入。

仮面ライダーの世界のその後を描く作品というのは想像するだけで、お目にかかったことがない。
小説版があるような気がするのだが、読んだことがないのでコメントのしようがない。
普通に考えれば最終回に最後の敵を倒したとしても、街に平和が訪れるという事はありえない。
最終回後もドーパントが犯罪を起こしている風都と言う設定は、とても自然な設定だと感じた。

普通に考えれば最終回で敵を通すところ住む街に平和が訪れると言う事はありえないわけで、最終回もドーパントが犯罪を起こしている封筒と言う設定は非常に続きが書きやすいと感じた。

最終回の後なので、ライダーは最終フォームまで全て揃っているわけで、必要に応じてそれらを使うことができる。
全部揃っているのだから、出し惜しみする必要がない。
最終フォームが使えるようになっているのに、使わないのは逆におかしい。

この作品、全く仮面ライダーに変身しないエピソードがあっても良いのではないかと思っているのだが、それはそれで物足りなさを感じる人もいるのだろう。
ただこの作品は主人公や、それを取り巻く登場人物のキャラが非常に立っており、魅力的な設定ができているので、返信できなくても、きっと問題はないだろう。
テレビシリーズでそれをやると、子供のファンが騒ぎそうだから、マンガでは1エピソード全くライダーなしの回をやってほしい。

これを原作とした映像化があっても良いなあと感じる。
その場合は特撮でオリジナルキャストは難しいだろうから、潔くアニメ化したほうがいいと思う。




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