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ウッディのリーダーシップがすごい!

ども、こんにちは!

シリーズ完成作といわれる『トイ・ストーリー4』が絶賛上映中ですが、周りがカップルだらけの中、一人で観賞してきました。(寂しくなんか、、、ない!!)

「この映画を通して何か学べることはないだろうか?」という視点で毛穴をむき出しにして観てきましたが、そう観てみると、非常〜に多くの教訓が散りばめられていることを感じました。

特に、おもちゃ主人公のウッディが発揮した「リーダーシップ」には目を見張るものがありました。彼の言動から学んだ「リーダーシップの要件」を3点ほど挙げてみたいと思います。

1)リスクを恐れない

映画の中では、ボニーという女の子とそのおもちゃ達を軸にストーリーが展開されていきます。

ボニーは幼稚園に入園することになるわけですが、「友達ができなかったらどうしよう?」と言って部屋で泣いている姿をおもちゃ達は目の当たりにします。

その姿を見たウッディは彼女のことが心配で、周りのおもちゃ達が猛烈に反対する中、思い切って彼女のバッグの中に飛び込むのです。そして、一緒に幼稚園に行くことになるわけですが、それがきっかけとなって、彼女の心の支えとなるフォーキーというおもちゃが誕生するようになるわけです。

ウッディは一緒に幼稚園に行くことで、別の誰かのおもちゃになる可能性もあった。捨てられる可能性もあった。しかし、リスクを取りました。この姿勢はリーダーとして学ぶことが多いと思います。

2)深い愛情がある

ここでウッディがリスクを取れたのはなぜでしょう?

彼の勇敢さの原動力は、ボニーに対する深い愛情でした。ボニーにもし幼稚園で友達ができたなかったらどうしよう?いじめられたらどうしよう?ボニーを深く愛するがゆえに、自らの身を顧みずにリスクを犯すことができたわけです。

2005年から2008年にかけて世界各国で実施された世界価値観調査によると、日本は世界で最もリスク回避性向が強いという結果が出ています。競争戦略的に考えれば、周りが尻込みする中で積極的にリスクを取りに行くことは非常に合理的な訳ですが、「リスクを取る」というのは「リターン」も大きければ「ロス」も大きいので、そこには「勇気」がどうしても必要となります。

では、「勇気」はどこから生まれるか?ウッディを突き動かした力から学べることが多いと感じます。

3)目的と手段の明確化

ウッディはボニーに対する深い愛情を原動力にリスクを恐れず行動した結果、彼女の心の支えとなるフォーキーが誕生しました。しかし、フォーキーはあることをきっかけに閉じ込められてしまいます。

そこで、ウッディは、目的と手段を明確化し、目的を粘り強く他のおもちゃたちに浸透させていきます。目的は「ボニーを失望させない」であり、手段は「フォーキーを救う」であった。

他のおもちゃ達の反対に対して、「フォーキーを救おう!!」と言うのではなく、「ボニーを失望させたくない!彼女にはフォーキーが必要なんだ!」と繰り返しウッディが伝えているのが映画から分かります。

手段を目的化することなく、「何のためのプロジェクトなのか?」を浸透させることで、「やる意味」を見出したチームメイトたちは自らの意思でプロジェクトに参画していくようになりました。一つも強制はありませんでした。

以上、今回はウッディに焦点を当てて話しましたが、その他のおもちゃ達の立ち振る舞いを通しても非常に多くの学びがありました。そんな視点で映画を見てみると、味がまた変わってくるでしょう。

では、さいなら!

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