孤独な妊婦

虐待はなぜ起きるのか。
なぜなくならないのか。

自分自身が妊娠、出産を経て、気づいたことがある。

孤独、貧困、無知

この3つがそろった時、誰でも虐待を起こすリスクがある。

育児はストレスの連続だ。
思い通りにならない。
寝たいときに眠れない。
体調が悪くても休めない。

そんな時は誰かが助けてくれる。
パートナー、親、友だち、同僚、近所の人…

それはそんな「誰か」がいればの話だ。

「誰か」の手を借りることができない人たちがいる。

理由は様々でも、多くの虐待をする親はこう思う。
「自分でなんとかしなきゃ」


日本の性教育は遅れている。
私は、過去の性教育は性のネガティブキャンペーンだと思っている。

高校生にはこんな指導をされがちだ。

妊娠したら、大変なことになる。
高校生が子どもを育てるのは無理だ。
子どもはお金がかかる。
性感染症になったら、死ぬこともある。

妊娠は怖いこと。
セックスはダメなこと。

だから誰にも言えない。
相談できない。
自分でどうにかしなければいけない。
でも性衝動を抑えることはできない。
避妊の知識もない。
中絶するお金もない。
なんなら中絶という選択肢を知らない。
知ってても、中絶には可能な期間があることを知らない。


この結果が、孤独な妊娠だ。
もっと言うと、孤立するのは「女」だ。
孤独な妊婦だ。


幸せじゃない妊娠、出産をなくしたい。
そう思った。

そんなときに、にんしんSOSを知った。
そして、ピッコラーレという団体の存在を知った。

「ぴさら」という、妊婦の居場所を提供している。
これだ。
これを探してたんだ。

愛知にもこれを作りたい。
新しい目標ができた。

まずはクラウドファンディングで応援しよう!
すべての妊娠、出産が幸せであふれますように。

#ピッコラーレ #SRHR #READYFOR #クラウドファンディング #叶えたい夢

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