見出し画像

【雑談:真面目な話】早期離職は本当に悪いことか?

昨今、早期離職をする若者を袋叩きにするオールドメディアがある。

僕自身が超老舗の老害会社に居たせいもあり、どちらかというと悪いと捉えていた早期離職。

だが、最近になって思うのは本当に悪いことなのか?という点である。

そもそも叩いている層を考えて欲しい。パッと思い浮かぶのはオールドメディアがターゲットにしている50代、60代ではないだろうか?

この世代の働き方を展開すると、確かに仕事量は今に比べ多かったと思う。
ただ、この世代の人間たちは今のようにマルチタスクを当時やっていたか、という点で疑問が生じる。

彼らが20代の時はまだパソコンも普及しておらず、紙でのやりとりだったはずである。そのせいもあり単純作業に時間がかかり、残業を余儀なくされていたことが悠に想像できる。

ただ、やっている仕事の範囲はどんなに多くても、その部署で割り振られていた仕事だったのではないか?

しかし、現代はどうか?パソコンも一人一台が普及され、当時手間のかかっていた単純作業は淘汰された。それで、仕事内容が減ったらよかったのだが、今度は、ソフトウェアのことまでやってくれという始末だ。

ハードウェア専門の部署だったはずがソフトウェアまで担当することになり、奴隷不足(人手不足)により後進の世代にうまく引き継げない。

こんな悪循環で"残れ"という方が無理がある。

若者も、改善もせず現実を直視しない老害は無視して早く巣立つべきである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?