年の瀬はどうしたってバタバタして長期連休に入ったらやろうと思っていたことがなにも手につかず終わってしまう、毎年のことだ。 白菜を漬けようと思って買った白菜、菜飯にしようと思ってもらった大根、食材のプレッシャーを勝手に感じてしまう日々である。 今日期限が近いものに限ってその日は何故か気分でなくて食べたくない、冷蔵庫の中の豆腐やらからよく圧力を感じる、この現象に名前を付けたいものだ。 今年はガラッと環境の変わる年だった、新年1日に入籍し、名字が代わり同居人が夫になった。
ある日、ブリを丸々一匹頂いた、旦那さんが釣りで釣ってきたものの捌くのも料理するのも食べるのも大変だから一本もらって欲しいとのことだった。 去年関で買った出刃包丁の出番である、鯛は何度か捌いたことがあったがブリは初めてだった、いそいそと出刃包丁を研いで本やらYouTubeやらを見て予習した。 さて、捌き出してすぐ、あれ?皮が綺麗に剥がれない、骨に包丁が引っかかって綺麗に骨から身が取れない、まっったく思い通りにいかないブリである、YouTubeでサクサクーっと捌いてるのを
寒い季節になり久々の更新です。 実は古い一軒家を購入しリフォームやら引っ越しやらバタバタしていました、引越しは本当に疲れる…。 念願の持ち家、壁も穴を開けたい放題、棚作り放題で最高の毎日を送っています。 最初はうろちょろうろちょろしていたよひさんもおりさんも一週間くらいで我が物顔で縄張り争いに明け暮れる日々、賃貸の時と違って寛大な心で暴れ回るのを眺めています。 自分で1から考えてリフォームしたキッチンは我が子のように可愛らしいものです、子供はいないからわか
私はよく鼻血がでる、頻度ではなく量が良く出る。小さい頃からで行かなくてはいけない、と思いながらも予約が億劫でこの歳まで行かずに来てしまった。 そもそも耳鼻科とか皮膚科とかその類の病院は何故あんなにも混むのだろうか。まず予約の時点でやる気が無くなってしまう、明日以降とか2日以降しか予約が取れない、私は今この瞬間で医者に診てほしいのだ、明日の私はたぶんケロッとしていて今日の衝撃的な鼻血の事などどうでも良くなってしまう。 だか月に2回ほど始まるとんでもない鼻血、出血大
私は家でめっったに揚げ物を作らない。億劫だからだ、何が億劫かというと本当に全てが億劫なのだ。 ピロリ菌のせいで荒れた胃はすぐに胃もたれして気分が悪くなる、今の賃貸の家は何故かキッチンだけ異常に温度が上がってあったかい空気が部屋全体に篭る、夏場は揚げ物なんて出来たもんじゃない。 でも衝動は突然くる、「今日唐揚げにしようかな」と、私が朝ボソッと呟くと同居人が「やった!早く帰ってくる!」そうなるともう、作るしかないのである。 唐揚げの下味はいつも和からしだ、入れすぎ
私は光り物の魚が好きだ、特に鰯や鯵が大好きである。今までお寿司で食べる魚が一番好きで新鮮な魚は生で食べるべきである、生が最も美味しい食べ方だ、むしろ、焼くなど邪道だ。とまでいきりたっていた私もこの歳になり魚は生で食べるより焼いたり煮たりしたほうが好きになった。 もちろんお刺身も好きだがお米やお酒には少し手を加えた方が合う気がする。 まぁ、海無し件の人間であるから鮮度の高いものを常に食べている訳では無いからかもしれない。 今夜はシンプルに頂き物のかぼすで晩酌して
Netflixの豚バラ讃歌という韓国の豚肉食文化のドキュメンタリー?にハマってはや一週間、豚バラを焼いてひたすら野菜にのせて包んで食べています。 今週は滋賀に日帰りで出かけ、サラダパンを買いに行く旅に出かけました。 初めてのツルヤ本店、感動しながらTシャツやキーホルダーまで買ってしまいました笑 ツルヤパン名物サラダパンを7本購入し、歩きながら、ぱく、運転しながらぱく。…帰るまで残るだろうか。 サラダパンをご存知だろうか?私の友人たちは1人も知らなかったのだが
ここ最近うだるように暑い昼を過ごして、夕方ゴロゴロという音と共に突然の豪雨が降る、私は雨が好きだ、乾燥肌なのもあるし喉も弱いので雨が降って湿度が上がり世界がしとしとしている時私はなんとも良い気分になる。温度が雨と共にグッと下がるのも好きなポイントである。 休みの日出かける予定もなく家で本を読む、雨がギリギリ網戸に当たらない雨、縁側の窓を開けて雨音を聴きながらゴロゴロする。 部屋全体がしっとりして本を捲る指もカサカサしない、快適である。私は雨が好きだ。 こんな涼
うだる暑さとはこの事である、今年もとにかく暑い、テレビでは野外フェスやテーマパーク沢山の人が野外で楽しんでいる、その光景を家の中テレビ越しで観ている私はみんな熱中症になって倒れてしまわないかとハラハラしてしまう。なぜなら私は少し道の駅に行くだけで日傘をさし、帽子を被り早足で日陰に行く、この人間としての性能の違いはどこから来るのだろうか、やはり幼少期から活発に外でプールや部活に勤しんでいたものとサボり続け図書館に引きこもっていた人間の差なのだろうか。 大人になってもこのめん
高校生の頃沖縄料理屋でバイトしていた、その頃大好きだったのはフーチャンプルと素麺チャンプルーだった、とにかくチャンプルーが好きだった。沖縄の少し硬い麩が大好きでいつも賄いでどちらかのチャンプルを食べていた。ゴーヤチャンプルが一番王道のチャンプルで食べてみたかったけどゴーヤは仕入れで量が変わるため賄いでは出してもらえなかった。実家では父が嫌いだったので実家でも出してもらえずゴーヤチャンプルを食べずに大人になった。 一人暮らしを始め近所の人にゴーヤを貰いついにこの時が来た!と
暑い、とにかく暑い、暑すぎる。毎年のことだと思うけれど何故か毎年私は去年の夏の猛暑を乗り切った記憶がない、今生きているのだから去年の私も試行錯誤の末この猛暑を超えたのだ、だか毎年〝あれ?去年どれくらい暑くてなんで乗り切れたんだっけ?〟と思ってしまう。 私は幼い頃から暑いのが嫌いだ、運動会は鼻血で休み、プールは腹痛で休み、マラソン大会は嫌すぎ熱で乗り切ってきてしまったが故に大人になって外に出る免疫の少なさに苦労している、幼い体力のある時期に沢山陽を浴びて日焼けして汗をかい
今の家に引っ越してちょうど1年、最近契約更新したばかりのこの家である日、友人にひと事言われた。 「この部屋暑過ぎない?」と。 私の部屋はキッチンやお風呂場にはクーラーがなく居間兼寝室にクーラーが一つある、故に私はいつも汗だくである、日当たりの良すぎるキッチンは少し火を使うだけで汗だくだ、ご飯を食べる時居間に移動してもいつも汗は引かなかったむしろ汗だくでいつも食事をしていた。 これが当たり前だった私は暑いと言われた時あまりピンときていなかったクーラーは手を当てれば少し涼し
今週は私にしては珍しく活動的な休みであった。さくらももこ展に行くため静岡までいってきたのである。 私の日記で〝のである〟をつかうのはやはりさくらももこ先生のエッセイが好き故だ。静岡市美術館は今まで行ったことがないくらいシンプルで物販のセンスの良い美術館だった、普段倹約な私がさくらももこグッズと美術館の物販合わせて25000円くらい使ってしまった、恐ろしい。 静岡市美術館から連れてきた猫の張り子、ひとつひとつ表情が違いこれだという猫をみつけたのである。 静岡良
私は友達が少ない、ので夏に海やバーベキューをする世界の人間ではない、それが故に本当に夏が苦手である、某漫画家がTwitterで6万円払うから大至急秋にしてくれ!と呟いていた、夏に楽しみがない人間にとって夏は夏野菜美味しい意外好感を持つことがあるのだろうか。 大きな音の鳴る花火大会は心臓が疲れて血圧が上がっている気がして苦手で、川や海は流されてしまうかもという恐怖が勝つ、私は人より肌が白い方なので日焼けをしようものなら真っ赤に腫れ上がる、故に夏の私はどこに行くにもタオルを首
果物を食べるようになったのは一人暮らしをするようになってからだ、実家はバナナかみかんくらいしか果物が出ない家庭だったが私は果物が大好きだったので1人になってから思う存分果物を食べている。 中でも好きな果物は桃である、葡萄も好きだが葡萄は小さい種があるし皮が面倒なので味では一番だがやはり桃が一番である。 甘い梅酒の水割りに冷やした桃を沈め崩しながら食べるのが好きだ、桃に梅酒がしみしみになるのだ、夏の間はこれのせいでつい飲み好きでしまう。 こってりとしたチキン南蛮とスッキ
私は道の駅やちょっと良いスーパーなどで見かけると必ず買ってしまうものがある、幼少期から私を魅了して止まないおあげである。 私は小さい頃から炊いた甘辛いお揚げが大好きだ、回転寿司に行って稲荷寿司ばかり食べているようなタイプの子供であった、ちなみに姉は納豆巻きばかり食べていた、金の掛からない子供達である笑 うどんを食べる時もきつねうどんばかり食べる、そんなお揚げ好きの私が最近出会ったのはきつねうどんともきつねそばとも違う〝冷やしたぬき〟である。 冷やしたぬきというのは岐阜