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クリスマスイブに考えることではない

 数日前にyonigeのライブで大阪へ。そのとき牛丸さんが新曲を歌う前に
“yonigeは恋愛のバンドって言われるのが嫌で、恋愛の曲を封印していた。けれど今回のアルバムで今の恋愛観をかきたくなった”と言った。その言葉を聴いて今の自分の思いをなんとなくここに残してみたくなった。

これは恋じゃない もはや呪いだとして このままいていい? なんて考えていたの 愛しあって目をつぶって 許しあって引き分けていたい あの頃を思い出せないままで 求めている

愛しあって/yonige

 6年近く付き合った彼と別れてからとうに1年がたった。今お付き合いしている彼には大変失礼だが、恋愛とか好きという感情とかがバカバカしく思えてきて、自分自身の恋愛なのに どこか一歩引いて見ている。そんな感覚がずっと抜けない。どこか他人事のような、行き着く先がないような、ただただ大切な時間だけが過ぎていくような、そんな感じ。うまく言葉にできない、、。
 いつも頼りにしている芸人のお悩み相談のコーナーで
“6年付き合った彼と別れたって前置きしてる時点で抜け出せれてないんすよ。大丈夫。幸せには必ず出会えるときがきます”って言われたときは震えた。
 忘れられないとか、後悔しているとか、未練が残っているとかそういう感覚とは少し違うような気がする。尊敬できる親友を失った、そんな感じだ。あの日からyonigeもマイヘアもひとりでライブへ向かう。あまりにも孤独で、でも仕方のないことで、最初から違う形で出会って、いまも近くにいられたら良かったのにな。
 わたし自身の恋愛観について書くつもりが、少しずれてしまった。まとめると26歳のわたしはとても迷走しているということ。恋愛に限らず。同職なので気軽に話せる地元の友人はその仕事を辞めたし、近所の友達は子どもを産んで母親だし、周りの友人は彼氏彼女がいて楽しそうだし、なんだか焦りや孤独を感じるようになった。これがアラサーのプレッシャーなのか。いい大人なので誰も助けてくれない、自分で探すしかない。
 地元に帰るとこの焦りや孤独を満たしてくれた愛犬。きみがまだそこに居てくれたらとふと思う。来年こそは幸せに出会うことができると信じて。
 お空でパーティーを楽しむきみにも、メリークリスマス。



 ほなM1はじまるまでにランニングいこ。

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