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”誰からも愛されない”に苦しんだ半年間

とってもお久しぶりです。もちこです。
いつの間にやら前回の更新から3ヶ月半ほどたってました。

もう戻ってこないかなと思っていたnote。この場所。
でもどうしても吐き出したくて、顔も名前も知らない誰かに聞いてほしくて、戻ってきました。


これまでの人生で1,2を争うくらいしんどかったここ半年間のお話。
完全自己満だけど、吐き出させてください。


この半年間をひとことで表すと、「”誰からも愛されてない”って思い続けてきた時間」だった。



半年前、3年同棲した彼氏に突然フラれた。(他に好きな女の子ができて、そっちにいきたかったみたい。本当に突然すぎる)

同棲していた家を追い出された。

実家に帰りたいのに、母から「相談には乗ってあげられるけど、一緒には住めない」と言われた。
心の調子を崩して、治療中の母。
「人のことを愛せない。愛し方がわからない。あなたのことも愛せない。あなたのことを傷つけたくないから一緒に住めない」
申し訳ない、と言われた。
いつの間にか私より小さくなっていた母。「助けて」と言えなかった。

でも、お金はない。1人では生きていけなかった。

泣く泣く祖母の家に逃げ込んだ。祖母は、私がいちばん苦手としている人だ。
祖母の言う通りにしないとキレられた。
逃げ込んだ当初は「いつでも頼っていいよ」と言ってくれていたのに、いつの間にか「住まわせてやってるのに感謝がない」に変わっていた。

1人で生きていけるようになるまで、社会人になるまで、あと4ヶ月。
でも、その4ヶ月が耐えられなかった。生きていけない、と思った。

最低限のお金を貯めて、知人が貸してくれた空き家に引っ越した。

生きていくために、短期でスーツ販売のバイトを始めた。
1ヶ月で戦力にならないといけない。1人前にならないといけない。
仕事にどうしても慣れなくて、2ヶ月目くらいから毎日お腹を下すようになった。


彼氏に「いらない」と言われて、祖母は”いい子である私”しか見えていなくて、母からは「あなたのことは愛せない」と謝られる。

突然いろんな人からNOを突きつけられて、私が存在していい場所がぽっかり消えてしまったような気がした。

わたし、なんのために生きているんだっけ?
誰からも必要とされていないのに、なんで毎日こんなにがんばっているんだろう。
今消えても誰も困らなくない?

家に帰って眠りに着くまでのあいだ、そんな負の思考が頭いっぱいに広がっていた。
孤独な明日が来るのが怖くて、眠ることも起きることも怖かった。
早く時が進んで欲しいのに、”次”がやってくるのが怖かった。

4月からは学生ではなく社会人。1人で生きていける日はもうすぐそこのはず。
それなのに、社会人になるまでの”あと数ヶ月”が途方もなく遠く感じた。
誰か私の人生終わらせてくれないかな、と願ったりしていた。

すごくすごく、辛かった。


きっと、この「誰からも愛されていない」という思いは、精神的にも体力的にも底の時期に「助けて」と言える人がいない、ということだったのだと思う。

辛いのに、辛いと言えない。
辛い、しんどい、助けて、と言ったら家族の縁を切られてしまうかもしれない。
そんなふうに考え込んでしまっていたのだと思う。


そして、やっと今。3月の4週目。

お腹を下し続けていたスーツ販売の短期バイトは、最終出勤日までやり終えた。(えらい)

母とのわだかまりも少しほぐれた。
母も言葉足らずだったけど、私の思い込みもあったみたい。
私がポロッと弱音を吐いたことを気にしてたみたいで「傷つけてごめんね」という旨の手紙をくれた。
便箋3枚分の手紙。「愛してない」なんて安易に言うなよ、と思いながらぼろぼろ泣いた。

新卒での就職を目前に控えて、一人暮らしの部屋を契約した。
自分名義で、自分のための、自分だけの家を手に入れた。


やっと。
やっと、誰かに左右されずに1人で生きていける。
彼氏の顔色を伺うことも、祖母の言う通りに動くことも、母に居場所を求めなくてもいい。

そうして初めて、自分が自分自身のことを愛せていなかったことに気づいた。

誰か顔色をうかがい続けてきたこと。
辛くても「辛い」と言えず我慢し続けてきたこと。
お金を貯めなきゃと思って、自分の趣味を犠牲にし続けてきたこと。

きっと、心にゆとりがなくなって、どんどん自分自身の首を絞めていっていたのだと思う。


でも、これからは自分のための人生だ。
やっとスタートラインに立ったような気持ちだ。

今日が幸せで終えられるように、明日がもっと幸せになるように。
たくさん自分を愛して、頑張りすぎちゃう自分をちゃんと甘やかして生きていきたい。



思いを書きつづっていたら、いつの間にかこんな長さになっていました。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
最後まで読んでくれたことに嬉しい気持ちと、ちょっぴり恥ずかしい気持ちが入り混じってる。

でも、これが今の私だもんね。
辛い苦しいをずるずる吐き出しながらでも生きていかなくちゃいけない。

でもこれからは、「辛い苦しい」じゃなくて「楽しい嬉しい」がいっぱいになるような毎日を歩みたい。

好きなことにたくさん囲まれながら生きていきたい。


更新をストップしていたnoteも、ゆるく再開したいなと思います。
辛いも楽しいも吐き出せる。顔も名前も知らない誰かが聞いてくれる。

そんな私の居場所を、大事にしていきたいです。





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