見出し画像

中華・謎解き・店長の残像

東京から友人がやって来たので、仲間を集めて中華を食べに行った。仲間で集まってモリモリ食べる中華ってなんであんなに楽しいんだろう。瓶ビールとたくさん並んだ料理を見てると幸せな気持ちになる。居酒屋でも焼肉でもなく、中華ならではの「仲間が集まって飲み食いしている感じ」ってあるように思う。

その後酔っ払った私たちは腹を抱えて笑いながら夜の梅田を歩いた。


友人とリモートで『チックタック:二人のための物語』という謎解きゲームをやった。
2人で出来る脱出ゲームアプリで、スマホ等でそれぞれソフトをダウンロードしてプレイする。はじめにプレイヤー設定をすることで、2人が違う画面を見ながらひとつのゲームを進めていく形になる。お互いの手元画面を説明し合って協力して解いていくのが楽しかった。
謎はどれも納得感があったし、簡単すぎず、でも複雑すぎない、ちょうど良い設定。400円のソフトで、3時間ちょっと楽しめた。
こういう謎解き、もっとやりたいな。

哲学者たちは今どんな研究をしているのか。最新の研究から例をたくさん持ってきて、若手研究者たちが噛み砕いて分かりやすく紹介してくれる本。卑近な話題が多くて親近感が持てるし、あくまでイントロというか、さわりの部分だけなので、もう少し先が知りたくなる。最新の論文の玄関ドアが並んでいる感じ。
扉を開けたくなったら読むべき論文が紹介されていたけど、これについてはまず論文であるということと、さらに英語の論文が多くて、いきなり奥の間に通されやしないかとびびってしまった。
紹介されていたテーマは面白そうなものばかりだったので、哲学を急に近くに感じた。哲学関連の本はもう少し読んでみたい。

次に読む本を探しに大型書店へ行った。とある書店で働いていた頃に店長だった人が現在そこに勤めている。店長とはたぶんもう10年は会っていない。

店内に入るとちょうど彼の姿が見えた。嬉しくなって話しかけようと追いかけたところ、えげつないスピードで撒かれてしまった。ほとんど残像しか見えなかった。

次こそは捕らえたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?