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ヤーレンズと森見登美彦

ヤーレンズの「ファンアートには法的措置」発言に関するYouTubeでの説明がめちゃくちゃ興味深かった。
オタク文化に触れることなく生きてきた2人の、ファンからのオタク的応援への戸惑いが、出来るだけ頑張って言葉を選んで説明されていたという感じ。出井さんの「ファンアートは大根おろし」、意味が分かるようで分からない。
チェキ・アクスタはNG。ファンアートのタグ付けはNG。ここまでちゃんと説明されると誠実さを感じる。構成作家の松原氏(オタク)が苛立ってる様子も面白い。

森見登美彦の新刊を読んだ。モリミー的世界とベーカー街の交互浴を繰り返して整い切った読後感。
ホームズとワトソンとか、ホームズとモリアーティのように、相棒だとか宿敵だとかライバルだとか、そういう強く惹かれ合う関係に憧れる。
探偵小説としてのホームズ関連作品というよりは、どちらかというと彼らの関係性に焦点が当てられていることが嬉しかった。


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