tomoko ooto

個人塾、思考と学習のパーソナルトレーナー。哲学対話の手法を用いて子どもたちの自己理解の…

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個人塾、思考と学習のパーソナルトレーナー。哲学対話の手法を用いて子どもたちの自己理解のサポートをしています。日々子どもと接する中で、子どもって私たちが予想するより大きな力をもっているなと常々思います。子どもたちを応援したくて、いろいろ活動しています!

最近の記事

開催報告

3月30日のこどもがまんなかの対話イベント(主催:ごりらのらっぱプロジェクト(当団体のてつがくカフェ部門が共同開催者))~へいわってなんだろう~の対話報告 合計65名(内訳:参加者51名 グループファシリテーター6名 スタッフ7名 清水先生)(地理的内訳:宇都宮市在住40名 市外在住1名) (参加申込者54名の年齢内訳)※参加者キャンセル2組あり。 大人 22名 小学生1~3年 7名 小学生4~6年 13名 中学生 9名 高校・大学 3名 で

    • 子どもの発する「生きづらさ」

      教える仕事をしてるとね 生徒さんから 「ちょいと、もこちゃん。 ちょっとこぼしたい愚痴があるんだけど」とよく言われます。 そして、そのやりとりで感じることがあります。 それは、子どもたちが発する大人側への文句が あながち間違っていないという事実。 でも、大人に伝わっていないという真実。 「はぁ、なんか生きづらいわ~」 って発する子ら… 私はね 「生きづらさ」っていう言葉を多用することには 違和感があるんですよ。 私には、「生きづらい」ってなんとなく自己責任であると突

      • 3月30日イベント~私たちはごりら!~

        子どもたちのメッセージを具現化したイベントです! 彼らは平和や争いなどの会話で登りにくい話題を話し合いたいとよく言っていました。でも、友達と話しにくい。家でも、考えがまとまらないまま話すのってこわいと。 ニュースで流れる世界の情報から、子どもたちは様々な疑問を抱いていても、語り合える場所も、気になることを学ぶ場も少ないのが現状でした。 「ねえ、モコ、作って。」 (私は子どもたちに モコ と言われています。) 「ニュースも一方的だって国語でやってた」 「じゃあ、何を頼りに

        • 地域に哲学対話が根付く願いをこめて

          地域に哲学対話が根付く種まきの話 子どもたちの変化を傍で感じて3年、ちょうど学級崩壊の現場を見る機会がありました。 そのとき、先生が言った一言がひっかかっています。 そのひとことは「自分の気持ちをちゃんと理解し言える子はいない」というもの。 もちろん、全体の子を指しているわけではないし、その時の状況から、きっと指導する側だって追い込まれていたのではないかと思います。 私も、教える仕事をしていて、子ども一人ひとりの気持ちを汲むことはできたとしても(少人数制の塾なので、学

        開催報告

          思考のアンサンブル

          おはようございます! いえ、「今日もお疲れ様(*´ω`*)」でしょうか。 今日は 「思考を育てて、アンサンブルをしていくと人として大きな成長をする」 ことについて自分で考えていることを実体験を交えて書いてみます。 まず、他者の中で「心が安らぐとき」とはなんでしょうか。 私にとって「心が安らぐ」とは 適度な緊張のなかでも、そのままの自分でいられるときです。 普段から いろいろなことが起こり いろいろな言葉を受けて いろいろな感情に振り回されることも多いから 自分の気持

          思考のアンサンブル