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器の大きい人たち話


昨年冬のボーナス前の上司とのヒヤリングのこと。

自分の考課のこと、部署のこと、仕事に対してのお互いの思い、いろんな話をした。


いろんな話をしたが、後輩との関わり方を悩んでいたので上司に相談した。

どうしても新人研修の担当になることから、チェックや指摘をする機会が増えてしまう。

間違ったことは伝えてないつもりでも、それが相手にとって正しい内容、言い方なのかはわからない。
それに、わたしもまだまだ未熟だとは思うが意思疎通がうまく出来なくて感情的になってしまったり、強い言い方をしてしまう時がある。
うまくいかないもやもやと自己嫌悪でかなりいっぱいいっぱいになってしまっていた。

上手にまとまらない言葉にも上司は耳を傾け、励ましの言葉くれた。

「どんなことが目についた、とかこんな注意をしたよ、とかリアルタイムで話してくれていいからね。今は、成果に問わず溜め込んじゃってるのがつらいでしょ?」

すごく心が軽くなった。
自分だけ気になることが目についてしまっていて注意をするのも神経をすごく使っていたし、他の人に言われる前に仕事のコツみたいなものとして伝えられならな、と思っていたこともありなかなか上司に言えなかったことも話した。

それを聞いたうえでも

「把握できるだけでいいから、とりあえずため込まないようにおしえて」

と改めて言ってもらえて話して良かったと思う。
上司、器おおきい〜〜〜〜

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そして、ヒヤリングが終わった帰り仕事に対しての向き合い方に違和感を感じていた新人さんの上長と上司と話をした。 

「彼女(新人)は集団行動が苦手で立ち振る舞いに悩み、ストレスを感じてるみたいなんだよね〜。

でも、こちらが聞けば溜め込んでいることも話してくれるし、その発言に嘘は無いと思う。」

と言っていた。

ただ、ヒヤリングで上長からアドバイスをもらった時

「いやそれは出来ないと思います。できないです。」

と、新人さんは返答したとのこと。

私がもし、上長の立場だったら
できないことは許せるけど、やってないことをできないっていう、やらないことは許せないと思う。絶対に感情的になってしまう。

「私が突っついてあげればいいんじゃないかな、と私はとりあえず分析しました!」

とカラッと言っていて本当に器が大きい、すごい人だと思った。

他にも新人さんに対して感じた違和感について聞いてはみたものの、ただただ自分の小ささを思い知るだけになった。

上長さんは人と距離感をとるのがすごく上手でカラッとしている印象だったのだが、割り切れているように見える部分が多くあまり人に干渉しない人なのかと思っていた。

その中でもこの部分はフォローをしようというポイントで対応を決めていて本当に凄いと思った。

私ってまだまだ小さいな、未熟だな、と思うのと同時に、ただただ器の大きい人間になりたいなと痛感した出来事でした。

上長、器おおきい〜〜〜〜

仕事で人と関わる中で、直接の業務じゃないことだけどこれからも忘れないし、忘れたくない出来事だったと思う。

がんばるぞ〜大きくなるぞ〜

2020.11.10

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