見出し画像

月100万円も夢じゃない⁉未経験から“不動産エージェント”を養成する「RinTO」とは?

mode-Duoでは「多様性をもって、より良い世界を創る」をテーマに、多岐にわたる事業を展開・支援しています。全社員が在宅で働くオンライン不動産サービス『Kant』を運営している株式会社Kantも、その一つ。『Kant』で培ったノウハウを活かし、2023年9月には、業界初の女性向け“不動産エージェント”養成スクール『RinTO』をリリースしました。

今回は、RinTOの発案者であるKant代表の尾島さん、RinTO独自のカリキュラムを受講し未経験から不動産エージェントとして6ヶ月で売上100万円を達成した飯森さんにお話を伺いました。

尾島 康仁
mode-Duo代表取締役社長。ITを活用したホテル運営事業、不動産事業、ウェディング事業など複数の事業を展開中。企業主導型保育園「ぼくのひみつきち」も自社運営。

飯森 ゆりえ
化粧品会社の営業として働いた後、結婚を機に退職。その後、地域の不動産会社に就職し、宅地建物取引者(宅建)を取得。2020年より、Kantにて不動産エージェントの活動をはじめた。不動産エージェント養成講座「RinTO」の立ち上げ・運営にも携わっている。2児の母。

オンライン不動産『Kant』のノウハウが詰まったスクールを開講

──不動産エージェント養成スクール『RinTO』は、どのようなサービスでしょうか?

尾島:未経験から不動産エージェントとして働けるスキルを身につけるための独自カリキュラムを提供するサービスです。不動産エージェントとは、不動産取引を行う代理人のこと。

女性の経済的自立を支援しており、働く女性やお子さんを持つママなどを対象としています。育児で忙しい方でも無理なく学べるよう、カリキュラムは全てオンラインで受講可能。不動産業界に必要な基礎知識から接客・営業スキルまで実践的に学べます。

さらに受講後は、希望すればオンライン不動産『Kant』での就業に向けた相談をすることも可能です。

RinTO公式サイト

──スクール卒業後、実際に働ける環境も用意されているんですね。どのような経緯で『RioTO』は立ち上がったのでしょうか?

尾島:オンライン不動産『Kant』を立ち上げたばかりの頃、Kantで働く不動産エージェントのスタッフ育成に力を入れていました。不動産の営業経験をお持ちの方はもちろん、未経験の方も集め、丁寧にノウハウを教えていたんです。不動産の営業を任せたところ、数十〜百万円の売上を達成した人が何人も誕生して。ひょっとしたら、このノウハウは不動産エージェントを目指す方にとって価値に変わるのではないかと感じ、サービス化を検討していきました。

──その中で、なぜ女性に特化されたのでしょうか?

尾島:ノウハウを教えた何人かの女性とお話する中で「IT業務は苦手だけれど、コミュニケーション能力は長けているので、そのスキルを活かして在宅で働けたら嬉しい」という言葉を耳にしたんです。オンラインで活躍できる不動産エージェントは、まさにコミュニケーションを必要とする職種。しかも、不動産の宅建業法に基づき、どこかの不動産に所属しなければ仲介業は行えません。

それならば、オンライン不動産『Kant』を運営している弊社だからこそ、養成から働くまでをサポートすることができるのではないか。女性の経済的自立に向けた支援もかねた不動産エージェント養成スクール『RinTO』を開講しようと決めました。

ライフステージの変化に合わせて、不動産業界で働くメリット

──飯森さんは、RinTOの受講生でしたよね。どのような経緯で不動産エージェントとして働こうと思われたのでしょうか?

飯森:ファックスと電話が主流な不動産業界は、基本的に店舗に7、8時間座って接客という働き方が多いんです。子育てをしながら、実店舗を構える街の不動産屋さんでパートをし続けるのは難しいのかなと感じていました。オンラインで働ける不動産会社を探していたところ、株式会社Kantの求人を見つけて。全社員がフルリモートで働いていると聞き、ここだったら育児や家事、家族との時間を大事にしながら働けると思い、入社しました。

Kant公式サイトより抜粋

──実際にRinTOを受講されていかがでしたか?

飯森:不動産の賃貸における実務的な知識が身につき、集客から賃貸契約を締結するまで一連の流れをスムーズに理解できました。さらに、お客様に対する返信の仕方や言い回しなど、接客態度も常にサポートしていただけたので、実践でも役立ちました。

難しいPC作業も必要としないのも嬉しいポイントでしたね。

──現在は不動産エージェントとして、どのような仕事を担当されているのでしょうか?

飯森:物件条件のヒアリングからご提案、物件のご案内、契約、鍵渡しまで、お客様の新生活における一連のサポートをしています。お部屋だけでなく、お客様に合ったライフラインサービスを調べたり、自分が住む気持ちになってその街の情報を調べたりもしています。近くにおいしそうなお店があったら、ランチがてら実際に足を運ぶこともありますね。

Kantメンバーのミーティングの様子

──働く女性や子育て中の方が、オンライン不動産エージェントとして働くメリットや良さを教えてください。

飯森:不動産業界は、ライフステージの変化に伴って働き方を柔軟に変化させたい女性にとって、相性の良い仕事だと捉えています。基本的には在宅で働けますし、1日の作業時間も短いので、家事と両立したり、自分の趣味の時間を持ったりすることもできますね。

──どんな方にRinTOを受講してほしいですか?

飯森:自分らしい働き方を実現したい方や子育て中の方、不動産業界で働いてみたい方など、幅広い女性に受講していただきたいですね。

「本業があるけれども、複業として+αで何かを始めたい」「フルタイムで働くのではなく、自分が働きたい時間に合わせて在宅で稼動したい方」など、何か新しいことを始めたい方にとってぴったりだと思います。

──今後の展望を教えてください。

尾島:ITやライティング、Webデザインなど特別なスキルを必要とせず、接客やコミュニケーション能力を武器にしたオンラインで働ける仕事のカリキュラムを、不動産以外にも増やしていきたいですね。

RinTOに関する記事は、こちらも▼

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?