野の医者は笑うを読んだ

公式(?)の心理士が、沖縄のヒーリングを調べる本だ。

セラピーに関して、いろいろ書かれているが、ライトな感覚で現れるヒーラーたちは、祭り=ハレ=発散を目的にしている…ように見える。

要は、治ればいいのだ。

作者の就職にも関わる話も出るが、上手い具合に運命に振り回されている、ようにも見えた。

たぶん、本土の在野のヒーラーも似たようなもの、延長にあるものな気もする。

「時代は軽薄でいとやってられない」

本文中には、なんともライトな箴言が現れるが、ハレや浄化を求める時代には、ヒーラーや心理士(?)、カウンセラーも、変化しなくてはならないのか。

「オーラや前世は思いつき」

従って、直感や「考えるな!感じろ!」が、時代に適合し、強く言われるのかもしれない。

たぶん、私がヒーラーに会ったら、考えすぎてお仕置を受けるだろう。

また、科学や沈思と相性が悪いと直感的に思った。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?