この研究は個人的でありとても学術的に
は辛うじて耐えられか怪しい
しかも危うさもある
しかし敢えて公に公表するものである

1 それは黒船から始まった
そもそも、日本保守思想の原点を考える。
それは水戸学である。幕藩体制のアンチテーゼとして始まった水戸学であるが、ご開祖様は清国からの亡命朱子学者が創り出たものである
当時政治的盲腸的天皇を天子とした考え〜それがたとえ荒唐無稽でも思想的政治体制を創造した政治体制を唱えた。
始めは水戸藩の内部だけ済んだ話しだったがそうは時代が許さなかったり
黒船来航である、このことは日本人にとっては忌まわしきことなのである、それはつまり原始的宗教観からの決別を意味していた。
そうキリスト教をどう捉えどうするか
という根源的で宗教的かつ哲学的
問題だったのである。
どう考えても当時の日本では欧米諸国に勝てはしない。それは、欧米諸国屈服しキリスト教への改宗をするということでありとても受け入れることができないものであった
政治指導のインテリは欧米諸国がキリスト教布教を目指すのは
火を見るよりも明らかである…と考えたに違いない
しかも、戦国時代から一向一揆や島原の乱
などとても、宗教による民衆の近代的権利の目覚めは、統治する側はそれは恐ろしいものであったに違いない。それが政治的要求となれば尚更であったろう…
インテリ階級の武士はいち早く水戸藩の考えを取り入れたそれは仮りそめでも時間的猶予が欲しかったのだろうさもなければ、キリスト教信者の潜伏し連帯し団結し政治的要求をする藩民とやっていくという政治体制的にも個人的メンタリティーも堪えられないことになる…キリスト教文明観がそれがたとえ世界的な潮流であっても…
しかもそれしかない
と理解していたのだろ
そのため論理的に矛盾を含んでいた後期水戸学を強硬に説明〜それがいかに論理的に滅茶苦茶でも水戸学という天皇王政による政治思想（今風に言えば裏テーマとしてのアンチキリスト教だが）による日本復活、日本ローマ帝国の創設
であるこれが明治維新という、維持して刷新するという政治改革であったこれが今に脈々と続く保守思想の原点である
さもなくば日本は神国ではない（キリスト教国家でない神の國）ということである、但しそれが思想的に甘いものでも…
神国日本しか過去の因習の日本が生き残るない日本保守思想の原点になったのだ。思想的レジールムチェンジはなかった

2 明治の政治思想ー大日本帝国への道

では維持後はどうであったか、欧米諸国への憧憬と現実ーそれは余りにも貧弱な
弱々しい始まったばかりの資本主義と
富の無い上の貧弱な武装をいかに
するか、いかに欧米諸国に侵略戦争に勝つか、内政外政共々獅子奮迅した
しかし、欧米諸国からまたもや考える
ことがかなり面倒なことが起き不平等条約改正のための憲法設立準備である
勿論、明治初期の神仏排斥という
完全なる反キリスト教神道国家を目指した欧米諸国は日本に
なんと憲法学的にいうと法律の留保が
あっても宗教の自由を認めろ言うものである。神仏排斥は仏教の抵抗により頓挫した
そんな時の内政干渉である、それは一番困ることであった
絶対専制帝国日本、政治も経済も宗教も
天皇の権能にしてた絶対である
それが神聖日本ローマ帝国であるものであり
これこそ日本の保守思想の一つの原点になる
それは別にして宗教干渉はとりあえず
仕方がないということか欧米列強の要求の呑んだ
つまりこれこそ日本の保守思想の全く
の出鱈目が始まったのである
本来の呑めない干渉をどうして呑んだのか、それは近代政治思想ではない思想の一番地から筋を違えることは
なんちゃって思想以外なんでもない
ことの証左の原点である
それを認めると少なからずの臣民はキリスト教信者になるそれでは維新をおこした意味は無い、ところが早くも論理的破綻をおこした日本の保守思想は、臣民のように
考えない、忘れたことにするという
問題の先送りをしたのだそう彼等が云う
  (大好きである) 思考停止である…
突き詰めば近代的、宗教を信じるか信じないか、科学にしても産業にしても欧米文化の基本中の基本であるキリスト教を
どう思うか…信じるか信じるないかであるそれはつまり今風に言えばコンピュータのOSを信じるかどう思うかということに近い
人間としての思想が未完成な大多数の日本人は今だに
未回答なのであるそれすら先送り状態なのであるそれが明治憲法の神教の規定に妥協として現れたのだしたがってそれ上に明治憲法形だけのでも信教の自由を制定した
人々もそうだからだ仕方がない
それは今の日本でもかなり見受けられる
政治的現象である
これは根源的に欧米並みの政治思想
が産まれ無かったという政治的貧困
が原因であるのだ
後述するが、アメリカでもドイツ-たとえそれがナチスでも政治的理論がある
のだそれなりのプリンシパルがないの
が日本の保守思想である
このような、弱々しい日本は欧米諸国の哲学にまたは独自の哲学
もとずいた政治思想は現れなかった
哲学にもとずいた思想…その理想ために自国の政治体制の変革、それ上の市民闘争と尊い犠牲そして
何ものにも変えられない独立…

欧米諸国にあるような思想史は全くなかったのだ

3 大日本帝国の完成  大日本主義と小日本主義
近日中に公開