心の側に。踊ってばかりの国
いついかなる時でも血と共に僕の体の中をぐるぐる巡っているのが、踊ってばかりの国の音楽だ。バンドを知ったのは数年前のことだが、ボーカル下津光史の弾き語りライブを見に行ったことをきっかけにドハマりし、2023年に最も聴いたバンドは踊ってばかりの国となった。彼らの奏でる音はロックンロールであり、サイケデリックであり、バラードであり、ディストピアでありユートピアである。言葉では修飾しきれない神秘的で危険な美しさがこのバンドには秘められている。
好き嫌いは分かれるかもしれないが、