こんにちは。珈琲ぷりんです🍮

自己紹介の記事で色々趣味を挙げつつもアニメことばかり書いていたので、今回は映画「エスケープ・ルーム」について軽くお話ししたいと思います。


まず映画で記事を書こうと思った時、何の映画にするかすごく悩みまして、、


私の中でnoteでは"沢山の人に見られるもの"より”自分が書きたいもの”を優先して書いていくつもりだったのですが、映画というジャンルに限っては「このおもしろさを共有したい！！」という気持ちの方がどうしても強くて。でも私が好きな映画はB級ホラーで万人受けはしないよな、、と色々悩んだ結果、個人的にほどよいチープさは残しながらも多くの人にウケそうだと思った「エスケープ・ルーム」を紹介しようと思います！

Filmarksの評価も3.4とちょうどいいですね！
少し注意なのが「エスケープ・ルーム」というタイトルの映画はいくつかあります。


今回紹介するのは
2019年公開　アダム・ロビテル監督の「エスケープ・ルーム」です。

以下「エスケープ・ルーム」のネタバレを含みます。

まずは軽くあらすじを、、

ほんとにありがちというか王道というか。脱出ゲーム以上でも以下でもないんですがそれがほんと良いんですよね。王道ド真ん中なんですがここまで真っすぐなのは意外と無いジャンルでもある気がします。「めっちゃおもろい！！友達全員に紹介したいわ！！」みたいな派手な面白さはないんですが、いくつかでてくるトラップの質が全部高くて常に85点な面白さな感じ。私がそうなんですが、今際の国のアリスや神様の言うとおり、SAWなどのちまちましたデスゲームが好きな人はハマると思います。ただ、この系統でいうとグロ要素はだいぶ控えめというかほとんどないのでそこはあまり期待しないでください。

6部屋、毛色が異なるトラップが出てくるのですが今回は私が特に好きな1部屋を紹介したいと思います。（写真が全体的に暗くてすいません）


3つ目に出てくる上下が逆さまになっている部屋です。

部屋はビリヤード場になっていて等間隔で電話がかかってきます。

電話がなるたび、床のタイルが一枚ずつ抜けていき、周囲のものに掴まるしかなくなります。そして、床が全て落ちきる前にパネルのパズルを解かなくてはなりません。

まず、セットの作りレベルが高い！！いつも低予算の映画ばかりみているからかもしれませんが一つのセットにここまで手が掛かっているのに感動しました。また、ずっと音楽がかかっていてそれもより一層リアルなビリヤード場を表現している感じがして好きです。リアルであればあるほど居心地の悪さを感じていいですよね、、あと個人的に高いところに立つと手汗がすごいので、床が抜けていく中での高所っていうのが最高にゾクゾクするシチュエーションでたまんないです。
最終的には一人女性が落ちてしまうのですが、その女性が最後まで抗うところが最高ですね。正に手に汗握る展開です。話の流れ的に落ちるのは分かってるんですが一息に殺さない、「ワンチャンいけるか、？」みたいな希望をもたせるのが見る側をおちょくっててすごく良いです。

ほんとに軽く好きなシーンについてだけ話しましたが、全体的にテンポがよく作品時間も100分とサックリ見られるのでデスゲーム初心者の方や時間潰しに良い映画を探している方など、広い人にお勧めできる映画の一つだと思います。

さっきはキャラクターや全体を通してのこの映画の意味みたいなものはお話しませんでしたが、デスゲームあるあるのいらんことしか言わないイライラさせる奴も出てきませんし（割とみんな助け合ってここから出ようマインド）、なぜこのメンバーが集められたのかについても、全編みると「なるほどね」と納得はできます。

そしてこの作品なんと２があります。私は断トツ2派なのでもし、１を見て「好きなやつだ！」となったら絶対見てほしいです。話の構成はほぼ1と同じでバージョン違いなだけなのですが、みんな二度目のデスゲーム参加者なので話の読み込みが早いこと早いこと。見ている側としてもここまで順応してくれるとすごく見やすいです。

あとなぜか（という失礼な気がしますが）吹替の声優さんが花澤香菜さんや浪川大輔さんなど有名な方が多いので声目当てで見ようとする方も居る気がします。というか私自身この作品の浪川さんの声が好きで、浪川さん目当てで見返す時があります笑

2024年2月15日現在、定額サブスクで見られるのはU‐nextだけですが見れるサブスクは循環していくので、そのうち他のサブスクでもまた見られるようになると思います。ちなみに、アマゾンプライムだと100円でレンタルできます。

話したい上澄みの部分だけの紹介にはなりましたが、少しでも興味を持った方が居れば是非見てみてほしい作品です。

最後までご覧いただきありがとうございました🍮