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「生きづらさ」から解放されるために

アダルトチルドレンが抱える「生きづらさ」

自ら好んで身に付けたわけではない、けど自分が生き延びるため身に付けた「間違った思い込み」による生き方ですから、そう簡単に解放されることは無いのですが、その間違った思い込みから来る「癖」を意識して修正していけたら、少しづつ生きづらさは無くなっていきます。

例えば「我慢しない」ことを意識してみる

アダルトチルドレンは常に「我慢している」ことに気付いて下さい。

自分が言いたいこと、伝えたい事が言えない、そもそも自分が言いたいこと、考えていること、思っていることなど自分の「感情」が分からないケースもあります。

それは「分からない」だけで、常に何かを感じ、何かを考え、何か思っているはずなのですが、無意識にそれを抑え込んでしまい周りに合わせてしまっているため、ストレスが溜まってしまっています。

ですから、自分は何か我慢していないかを常に意識してみると、それが見えて来ます。
見えて来たらそれを口に出してみる。
それを継続していくことで「我慢すべきこととそうでないこと」が分かって来ます。


例えば自分を「蔑まない・否定しない」ことを意識してみる。

アダルトチルドレンは基本的に自己否定感が強いモノです。
これも始めからそうだったわけではなく、これまで生きてきた中で「自分を守る」ために身に付けてしまった「間違った思い込み」です。

これは自分を蔑んだり否定することでその場をまとめようとしてしまう、自分が悪者になることで、その場の空気を収めようとしてしまう癖となっています。

自分を否定して良いことは何一つありませんし、自分を蔑むことで周りに合わせようとするのは、結果的に周りとの距離を自ら離しているようなものです。

明らかに自分が間違っている時以外は、自分を否定せず自らの意思を貫くことを意識してみることで、周りに「正しい自分」が伝わりコミュニケーションが取りやすくなっていきます。


例えば「相手を満足させようとしない・相手に気に入られようとしない」ことを意識してみる。

これは少しでも自分を良く見せようとして自ら無理をしてしまっていたり、自らを犠牲にしてでも相手に尽くしてしまうという姿勢が癖となっています。

自らを犠牲にしてまで相手に尽くしたとしてもそれは本当の意味で相手のためにはなっておらず、もちろん自分のためにもならないという結果になっている事実を知る事から始めてみると良いです。

自らが出来ることは出来る限りしていれば良くて、出来ないことまで無理してする必要はない、という意識を持つようにしていくことが出来るようになると、生きづらさは減っていきます。

他にもあるのですが、まずはこの辺りの意識を変えていく努力を継続してみると、少しづつ生き方が変わって行き、生きづらさも変わって行きます。

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