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ブルーマンデー

カウンセリングをしていると月曜日の朝は問い合わせが多くなります。
その多くは「学校や仕事に来たくない、つらい」というものです。
いわゆる「ブルーマンデー」というモノですね。

私もその気持ちはよく分かります。
昔、勤め人をしていた頃にはやっぱり日曜夜の「サザエさん症候群」から月曜の朝の憂鬱さを感じていました。
その頃は基本的に「働くのが嫌い」でしたので、嫌いなところに嫌いなことをしに行かなくてはならない、行きたくないけど生活のためには行かなくては…と葛藤していたモノです。

今になって振り返ると職場に嫌いな上司がいるとか、逆に上司という立場になるとノルマが…とか部下の仕事ぶりが…とか、常に嫌な事を探していたように思います。

他にも様々な理由で学校や職場に行きたくない、と思いながらも仕方なく行っている方がほとんどでしょう。
今でこそ学校なら「無理に行かなくても良い」という親も増えて来ているようですが、私の時代は昭和真っただ中でしたから多少の熱でも無理やり引っ張って行かれてました。

少しでもブルーマンデーを気持ち良く過ごせるようにするために、色々と工夫もしました。
例えば月曜日は「特別なご褒美」を自分にする。

月曜日の仕事上がりには、ちょっとしたご褒美、私の場合だと帰り道にある喫茶店に寄ってちょっとお高めのコーヒーとケーキを食べるとか、食べたいモノを買って帰るとか、そんなことを楽しみとして月曜日を乗り切ってました。

或いは次の週末に楽しみな予定を入れておく、というのもしていました。
土曜日とか日曜日になるべく独りで過ごす事の無いように、イベントやライブ、観劇などに出掛けるとか、ちょっと遠くの神社仏閣に出掛けてみるとか、休みの日に一人で部屋で過ごす時間を減らす、といったこともしていました。

あとはやはり「生活リズム」の大切さを、今では特に感じています。
当時は休みになるととにかく寝てばかりいて、昼過ぎに起きて来てグダグダしているうちに夕方になって…というような生活でした。
夕方になると出掛けるのも億劫になってしまうし、せっかくの休みなのに何もしなかった…と罪悪感みたいなものも感じてしまっていました。
あの頃に今のような生活リズムだったら、そんなことも無かったろうと思います。

他にもお仕事によっては月曜日にはあまり重要な案件は手を出さないとか、少し時間に余裕を持って行動出来るようにしておく、というのも良いかなと思います。

いずれにしても「無理」は禁物です。
体調に異変が出ている場合はとにかく休んで、病院に行くなりすることも大切ですね。

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