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生きてきた証

1990年代後半に訪れた場所です。
当時はガイドブックしか無かった時代。
この場所はそんなガイドブックの片隅に小さく、
「緑のモニュメントバレー」とだけ書かれ、
現地の写真は掲載されていませんでした。
二度目の北米旅。
スマートフォンもナビゲーターもない時代。
紙の地図片手のすべてが手探りの旅です。
レストランの情報もありません。
感覚だけが頼りです。

思えば・・・
写真を撮る時も感覚で撮影します。
何も意識しないで、
心のピントと言えば良いのか・・・
それらを総動員して撮影します。
Instagramに
今の所800枚以上の旅写真載せてますが
全て感覚で撮りました。

写真、香り。
当時の思いを瞬時にパックできます。
自分が間違いなく
あの場所に居たという証拠でもあります。

小さな街のモーテル。
自分がチェックアウトした後は
清掃員が綺麗に掃除します。
そして次の宿泊者に宿を提供する。
自分がそこに居たと言う痕跡は残りません。
自分の想い出の中だけになります。
想い出は記憶違いや
他の記憶と混同してしまいがちですが
写真は確実に
自分がそこに存在していたという証拠になります。
私の革細工の工房には沢山の写真を飾ってあります。
自分が生きてきた痕跡を確認できます。
中でもお気に入りは
時系列で写真を撮ったこと。
それまでは
気にいった風景だけを撮影していましたが
ある時に助言を受けたので、
その助言を試すことにしました。
場所はもちろん北米です。
大正解でした。

次の一人旅でも
時系列でしっかり写真を撮って来ようと思います。

次の旅は今のところ未定ですが・・・
オーロラもみたいし、
スコットランドの蒸留所巡りをしたいし、
アイルランドのパブで
とびっきり美味しいギネスを飲みたいし、
田舎のB&Bにも泊まってみたいし、
フィンランドのKOSKENKORVAにも行きたい。
KOSKENKORVAとはVODKAです。
本当に美味しいです。
色々なフレーバーがあり、
冷凍庫でキンキンに冷やして
トロッとしたVODKAをショットで飲む。
これ一時期ハマっていました。

という訳で・・・
まだまだ見ていない素敵な景色。
世界にはた~くさんありますから。

凄く楽しみです!!












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