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私のおすすめ美術館:DIC川村記念美術館

美術館の紹介です。
アートと自然を満喫したい人におすすめです。
気軽にどうぞ。


基本情報

名称:DIC川村記念美術館

公式サイトはこちらから。


JR佐倉駅または京成佐倉駅から無料の送迎バスがあります(概ね30分おき)。
東京駅からの高速バスも1日1往復運行しています(2023年11月現在)。
運行情報は公式サイトにてご確認ください。

見所

アートに集中できる環境

常設展エリアは基本的に展示作品の解説がありません。20世紀アート中心のコレクションは抽象的な作品が多く、「これは一体何?」と思うこともしばしばです(少なくとも私は…)。
ですが、作品とタイトルから感じたままの印象や、自由な想像を巡らせることで良いのかな、とこちらを訪れる度に思います。
作品解説が無いならいっそ、心の感じるままにアートと向き合ってみるのはいかがでしょうか?
また、訪問者もさほど多くないように思います。電車で訪れる場合、送迎バスに揺られる時間が、日常のあれやこれやを忘れさせてくれます。

自然豊か

とにかく敷地が広い。
庭園エリアは無料です。四季折々の草木が植えられているので、お庭の散策も楽しいです。
春に訪れた時は、池をバックにウェディングフォトを撮っていたカップルがいらっしゃいました。背景に人が写り込みにくそうだし、絵本の世界みたいな出来上がりになりそうです。

春の様子
秋の様子
ジブリ味のある彫刻

コレクション

こちらの美術館は20世紀美術を中心としたコレクションが有名。現代美術はちょっと苦手という方、ご心配要りません。私も全く分かってません(笑)。が、仕事や日常生活で視野が狭くなっているときに、現代アートに触れると心が解れる気がします。普段使わない脳の部位が刺激されるのからでしょうか?
あと、私が特にお気に入りなのは、ジョセフ・コーネルの作品。

アメリカ生まれのジョゼフ・コーネル(1903-1972)は、「箱のアーティスト」として知られています。1931年にエルンストやダリなどのシュルレアリスム芸術に感化され、自らコラージュなどを制作したあと、彼が生涯を通じて作り続けたのは、両手で抱えられるほどの大きさの手作りの箱にお気に入りの品々をしまい込んだ作品でした。

美術館公式サイトより抜粋

世界観がとにかくかわいい!!初めて観たときに心を鷲掴みにされました。子供の頃の宝箱を連想させるからか、ノスタルジックでエモいです。
こちらの作品を鑑賞できるのも、魅力の一つ。

まとめ

敷地には6点の野外彫刻があります。時間が許すなら、彫刻を探しに庭園散策もおすすめ。敷地内でピクニックや野鳥の観察など、アート以外の楽しみ方もできる美術館です。
いわゆる郊外に位置するためアクセスはやや不便ですが、非日常を感じるのにもってこいの場所です。ぜひ一度訪れてみてください。

ここまでお読み下さりありがとうございました。



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