１カ月ほど前までは早朝覚醒に悩んでいた。
朝４～５時には目覚めて早く起き上がって行動したい衝動があった。
それでは睡眠不足なので、無理やり６時までは布団の中にいるようにしていた。

それがここ最近は９時を過ぎても起き上がるのに苦労するようになった。
正直、永遠に眠っていたい。
家事をしなければいけないのでなんとか起きてはいるけれども、午前中はずーっと怠い。
先日、記事の中でネガティブ思考は無いと書いたけど、それも段々と顔を見せるようになってきた。

家事が片付いてくると、気持ちが徐々に晴れてきて身体も元気になってくる。
正午を過ぎた今は、夕方に雨が降り出す前に散歩に行こうかという意欲が湧いている。

中途覚醒や早朝覚醒もつらいけど、朝に動けない方が自分にとっては厳しく感じる。
日内変動。
うつ病ド真ん中の症状。

ただ、これもまた変化して、いずれ早朝覚醒するようになるのだろう。
理性的にそう考えられるくらいには、まだ病気に振り回されてはいない。
湧いてくるネガティブ思考も悪夢も内容はいつも一緒で、もう慣れてしまっている。
どうせ体調が良くなれば消えてしまうものだ。

うつ病はとにかく体調や症状がコロコロ変わる。
心も体も自分の思い通りにはならないということを、まざまざと思い知らされる。
だから理性を動員して上手に付き合う。
無理やりポジティブシンキングする前に、うつ病がどういうものかを知ることと、自分の症状がどういうものかを知ること。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という例えが合っているのか自信が無いが、まあそういうこと。
体が怠く心がネガティブでもどこか冷静で、危ういながらも自分を保つことができるものだ。