#41 優しいような冷たいような時代
コンプライアンス全盛のこの時代、パワハラには相当厳しい世の中だ
そうは言いながら、自分の会社員時代を思い返してみると、
今ではパワハラに該当するであろう上司の「厳しい指導」により成長したという実感はある。
悲しいことに、人間は基本的に怠け者に出来ているので、自分で自分の事をストレッチできない人がほとんどなのだ。
「厳しい指導」と「パワハラ」の境目は難しい
ただ、今の世の中において、
先輩や上司が厳しく指導して能力を伸ばすというのはやはりフィットしないのだろう。(コスト的にも)
ただ一つ言えることは、若者が社会に出てスキルが身につけないまま5年10年と過ごすのは本人にとっても社会にとっても損失だ
意欲の高い若者は自分でスキルを身につけていくしかない
そうすると、学校においては今までの概念的な内容の授業よりも実務に直結する内容を習得する方がフィットするだろうし、
社会人になってからも能動的にスキルを学べるような場に出ていく必要があるだろう
職場がホワイト過ぎて離職する若者がいるという話をよく聞く。
まだそういう人達は良いが、心配なのは行動できないまま時間が過ぎ、年齢面でもスキル面でも転職できない層だ。
優しいような冷たいような時代だが、
若者もミドル世代の管理職も時代に合わせて変化するしかない
お読みいただき、誠にありがとうございました。
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