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第6節 VSいわきFC(A)

■スターティングメンバー

●モンテディオ山形(※敬称略)
GK:後藤(雅)
DF:安部、熊本、西村、川井
MF:松本、南、國分
FW:氣田、高橋、杉山

スターティングメンバー 4-2-1-3

■結果

いわきFC 0-0 モンテディオ山形
得点者無し

■マッチレポート

公式戦4連敗中の山形、未だ公式戦負けなしのいわき。対照的な両者の対決となったJ2第6節は、両者ともに一歩も譲らず白熱した展開となった。

前半開始早々、いわきがいきなり決定機を迎える。左サイド嵯峨のクロスに西川が中で合わせ、ゴールに襲い掛かるも枠の外に外れる。いわきは勢いそのまま前半6分、ショートコーナーで変化をつけると、山下のピンポイントクロスに近藤が飛び込むも、GK後藤がビッグセーブを魅せる。前半立ち上がり、いわきの猛攻が続くも、この試合も後藤の活躍でスコアを0で抑える。すると前半14分には、山形にもチャンスが訪れる。高い位置で安部がボールを奪取すると、國分に素晴らしい縦パスを通し、ワンタッチで高橋へ。ボールを受けた高橋が右足を振り抜きゴールを狙うも、ミートし切れず枠を捕らえることができない。前半24分には、國分が中盤でタメを作ると右サイドの川井にボールを展開。さらにワイドで待っている杉山にボールが渡ると縦に突破。クロスを高橋にが合わせるも、決め切ることができない。続く28分には、南と松本のパス交換に抜け出した安部が、中でフリーの氣田に折り返すと、絶妙なコントロールシュートを放つも、いわきGK立川が立ちはだかる。互いに決定機まで運ぶも、なかなか先制点を奪えないまま前半が終了。

後半に入り、互いに選手交代をしながら攻撃を加速させていくが、前半ほどの決定機を演出できずに時計の針が進んでいく。後半87分には、カウンターから山形にチャンスが訪れる。途中出場の坂本がボールを運ぶと、左サイド深い位置まで侵入。正確なラストパスを加藤に送るも、シュートタイミングでグラウンドに足を取られ、ミートできずGK立川がシュートを冷静にキャッチ。互いにゴールを奪うことができず、試合はこのまま0-0で終了。

山形はリーグ戦の連敗を3でストップ。勝ち点1を獲得した。連戦最終試合となったこの試合、直近4試合と比較すると、今シーズン初のクリーンシートと守備面での大きな改善も見えた。しかし、ここ数試合得点がない試合が続いている。求められるのは攻撃面での改善、そして得点のみ。どれだけゴールに迫る回数を増やせるか、そしてヒーローが現れるのか、次節ホーム清水戦も期待していきたい。

また今回、安部選手にオンラインインタビューを行いました。
インタビューの様子はオンラインサロン限定で、明日公開予定です。
オンラインサロンでしか聞けないインタビュー内容もありますので、
ぜひこちらもチェックしてみてください!

(ライター:太田隼矢)


■インタビュー

・リーグ戦初スタメンで連敗ストップ、勝ち点1を獲得する結果となりました。まずは試合を振り返ってみて、いかがでしたでしょうか?

いわきも好調で、試合前は相手のペースでかなりの時間が進むと思っていましたが、それ以上に自分達の熱量だったり、試合への入り方、ゲームコントロールの部分で、まだまだ自分達がやれることを再確認できました。逆にこの3試合、しっかりと発揮できていなかったとベンチから見ていても感じました。ピンチこそ何本かありましたけど、ゲーム全体で見れば、山形が試合を支配できていたと感じています。

・攻守ともに素晴らしい活躍を見せていたと感じています。試合の中で意識して点は何かありますでしょうか?

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